韓国の“ゴールデンボーイ”ことイ・ガンイン(19)が、バレンシアの望みをつないだ。
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イ・ガンインは、7月8日(日本時間)に行われたラ・リーガ第35節のバレンシア対バジャドリー戦で後半44分に決勝ゴールを挙げ、バレンシアを2-1の勝利に導いた。
韓国代表19歳の活躍でバレンシアは第30節オサスナ戦以来5試合ぶりに勝利をおさめ、盛り返しに成功した。勝ち点も50に達し、順位を8位に上げている。
1-1と一進一退の攻防が続いていた後半19分、イ・ガンインはカルロス・ソレール(23)との交代で試合に投入された。
途中からピッチに入った彼の身のこなしは軽かった。後半37分には左サイドからイ・ガンインが絶妙なクロスを上げると、それに合わせたマキシ・ゴメスのヘディングシュートがゴールポストを叩いた。
2列目で活発な動きを見せたイ・ガンインは、後半44分に決定的な得点に成功する。ペナルティエリア外の右側から左足で強烈なミドルシュートを放つと、キーパーのニアを抜いてゴールネットを揺らしたのだ。イ・ガンインならではのシュート力が光った場面だった。
チームメイトはイ・ガンインに駆け寄り祝福し、喜びを分かち合った。
イ・ガンインのゴールは、低迷するチームを救う決定的な役割となり得る。バレンシアは同日の勝利で、まだ第35節を終えていない5位ビジャレアル(勝ち点54)、6位ヘタフェ(勝ち点53)、7位レアル・ソシエダ(勝ち点51)との差を縮めた。
この先まだ3試合を残しているため、来シーズンのUEFAヨーロッパリーグ出場に希望を持てる状況だ。ラ・リーガでは5~6位が来季ELに出場することができる。イ・ガンインの決勝点が無ければその望みすら断たれていただけに、なおさら意味は大きい。
イ・ガンインは昨年9月25日のヘタフェ戦以来、286日ぶりに今季リーグ通算2点目となるゴールを決めた。
今季ここまでの出場時間が350分程度にとどまっていることを勘案すれば、まずまずの成績といえるだろう。
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