パリ五輪で「カッコ良すぎる射撃選手」として注目を集め、テスラの最高経営責任者（CEO）イーロン・マスクから称賛を受けた韓国射撃界のエース、キム・イェジが嬉しいニュースを伝えた。
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彼女は最近、同じ種目の射撃選手と人生の新たなスタートを切り、新しい命も授かったことを明らかにした。
キム・イェジは今後の計画について、「しばらくは射撃選手としての生活よりも、育児と夫の選手生活を応援する予定」とし、「ほとんどのスポーツ種目は国内外の大会日程や長期間の合宿が多く、特に女性選手にとって育児と競技生活を両立するのは現実的に容易ではない。実際、多くのスポーツ選手が出産・育児と国際大会を並行することに苦労しており、今回の決断は選手本人だけでなく家族の幸せを考えた現実的な選択でもある」と強調した。
なお、今回の決断は決して引退宣言ではないとしたキム・イェジ。射撃選手としての情熱を持ち続けながら、未来の選手たちのためのコーチングやメンタリング、スポーツキャンペーンへの参加など、さまざまな可能性を開いている。スポーツ界の内外では「育児後の復帰や多方面での活動再開の可能性が十分にある」と期待が寄せられている。
キム・イェジは当面、育児に全力で時間を注ぎ、夫の試合準備や国際大会出場を全面的にサポートする予定だ。
◇キム・イェジ プロフィール
1992年9月4日生まれ。韓国・忠清北道出身。身長157cm。射撃選手で、現在は全羅北道の任実郡庁射撃チームに所属。2024年パリ五輪・射撃女子10mエアピストルで銀メダルを獲得すると、銃を構えた際の表情やポーズが「カッコ良すぎる」として一躍有名に。テスラ創業者で知られるアメリカの実業家イーロン・マスク氏も「アクション映画に起用されるべき。演技は必要ない！」と絶賛した。インスタグラムのフォロワー数は100人程度だったが、現在は11万5000人まで増加。家族に夫と6歳の娘がいる。
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