サッカー韓国代表キャプテンのソン・フンミンが巻き込まれた、いわゆる“恐喝事件”の全容が徐々に明らかになっている。
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韓国メディア『Dispatch』が公開した録音データと関係者の証言によると、妊娠したとされる元恋人の女性A氏が“同時期”に2人の男性と関係を持ち、どちらの子どもなのか確信できない状態で、ソン・フンミンに妊娠を伝えたことがわかった。
事件のポイントは、A氏が昨年5月の“同時期”に2人の男性と性的関係を持ち、その2人に妊娠したことを伝えた点だ。
2人の男性のうち一人はソン・フンミンで、もう一人は一般人の実業家であると伝えられている。
A氏の“妊娠報告”にソン・フンミンが反応すると、A氏は3億ウォン(日本円=約3119万円)を要求。これを受けてソン・フンミンが入金し、両者の連絡は一時的に途絶えることになる。
ところが、“B氏”の登場によって事態が再燃。A氏の恋人とされるB氏が、A氏に交わさせた秘密保持契約書や違約罰条項が過剰であるとソン・フンミンに主張し、謝礼金を追加で要求するなどの恐喝を試みたのだ。
さらに、ここで巫俗人(シャーマン)C氏も登場。A氏はこのC氏と緊密に過ごし、お祓いなどの名目で計3000万ウォン(約311万円)を支出した。報道によると、総額8000万ウォン(約830万円)を超える金額がC氏に送金されたという。
そのほか、C氏はA氏の中絶手術に同行し、高級ブランド品の買い物に同席したことも確認されている。
C氏は『Dispatch』の取材に「B氏がA氏を“ガスライティング(精神的虐待)”した」とし、「ソン・フンミンに迷惑をかけたくないと考えていたA氏の意と異なり、B氏が一方的に事件を大きくした」と主張した。
ただ、『Dispatch』はB氏とA氏が事件を“共謀”した可能性を示す音声記録も存在すると報じている。
ソン・フンミン側は、A氏が提示した胎児のエコー写真などに信ぴょう性が乏しいと判断した一方で、関係を持った事実は認めており、当初はA氏側の要求する条件も受け入れていた。
しかし、B氏の介入後、恐喝として事件が発展すると、ソン・フンミン側はA氏に恐喝罪を問うことを決め、法的対応を執る決断を下した。
◇ソン・フンミン プロフィール
1992年7月8日生まれ。韓国・江原道出身。身長183cm。大韓民国のサッカー選手で、サッカー大韓民国代表キャプテン。小学校と中学校ではサッカー部に所属せず、韓国代表経験のある父ソン・ウンジョン氏から直接指導を受けた。2010年にドイツ・ブンデスリーガのハンブルガーSVでプロデビュー。その後、2013年に移籍したバイエル・レバークーゼンで2年連続二桁ゴールを披露し、2015年にプレミアリーグのトッテナム・ホットスパーへと移籍。2021-2022シーズンにアジア人初のプレミア得点王に輝き、2023-2024シーズンよりキャプテンを務める。愛称は「Sonny(ソニー)」。
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