“韓国の大谷翔平”がメジャーリーグに挑戦状を突き付けた。
【写真】韓国メディアが撮った大谷の妻・真美子さんソロSHOT
韓国の光州(クァンジュ)第一高校に在学中のキム・ソンジュン(18)が、テキサス・レンジャーズと入団契約を結んだことが5月14日までにわかった。契約金は130万ドル(日本円=約1億8936万円)と伝えられている。
キム・ソンジュンは2007年5月1日生まれの高校3年生。昨年から“二刀流”として韓国高校球界で注目を集めた逸材で、今年の韓国プロ野球KBO新人ドラフトでは1巡目指名(1位指名)が有力視されていた。
ただ、キム・ソンジュン自身は高卒での渡米を決断した。本人は「韓国よりアメリカの方がより大きく成長できる舞台だと判断した。失敗を恐れずに、夢に向かって走っていく」と覚悟を伝えている。
昨年は打者として打率0.307、1本塁打、OPS(出塁率+長打率)0.831、投手として防御率2.65を記録。最終学年の今年も打率0.333、OPS 1.015と、ポテンシャルの高さを披露している。
光州第一高校のチョ・ユンチェ監督は「150kmを投げながらも、専門的なトレーニングを受けなかった選手だ。アメリカで体系的に育てれば成功するだろう」と太鼓判を押す。
また、「安定感のある二刀流の才能は高校野球でも珍しいケース。アメリカでも不可能なことはない」と期待を寄せた。
キム・ソンジュンが目標とする存在は当然、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平(30)だ。「大谷選手のように、年齢に応じた目標を立てて成長したい。入団後は“マンダラチャート”を作成し、着実に一歩一歩進んでいきたい」と、“韓国の二刀流”としての飛躍を誓った。
レンジャーズはキム・ソンジュンに対し、“大谷式”の二刀流プランを準備しているという。
果たしてキム・ソンジュンは目標に掲げる「3年以内のメジャー昇格」を達成し、憧れの大谷と同じ舞台で戦うことができるのか。逸材の挑戦を温かく見守りたいところだ。
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