「メジャーの“壁”痛感」「日本では“格別な管理”を受けたが…」佐々木朗希の苦境を韓国も心配「投球内容に懸念」

ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希の“苦境”に韓国紙も心配を寄せている。

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日本では完全試合を達成し、最速165kmの剛速球を武器に活躍を見せた“令和の怪物”が、強打者揃いの米メジャーリーグで苦戦を強いられている。

佐々木は5月10日(日本時間)に行われたアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦で先発登板し、4回を投げて5被安打(うち2被本塁打)、2四球、1死球、5失点を記録した。試合は14-11で逆転勝利し、黒星はつかなかったが、佐々木の“投球内容”には懸念が集まっている。

今月4日のアトランタ・ブレーブス戦では、5回6被安打(1被本塁打)、2四球、1死球、4奪三振、3失点の成績でメジャー初勝利を手にした佐々木。ダイヤモンドバックス戦はプロ初の“中5日”登板だった。日本では週1登板など格別な管理を受けてきたが、今回の試合ではメジャー進出後初の複数本塁打および最多失点を喫した。

今季は8試合に登板し、34.1回を投げて1勝1敗、防御率4.72。1試合あたりのイニング消化数は平均4回程度としている。

そのほか、24奪三振、被安打率0.225、イニング当たりの出塁は1.49。四球数も22と多い方だ。世界最高の打者が集うメジャーの“壁”を佐々木は痛感している。

佐々木朗希
(写真提供=OSEN)佐々木朗希

佐々木の苦戦ぶりには、日本メディアからも辛辣な声が上がっている。なかでも、『中日スポーツ』は「佐々木がシーズン最多失点でKO。5回を投げ切れず、“並の投手”になったことの方が懸念だ」と厳しく報じた。

不調の要因に挙げたのが「球速低下」だ。ダイヤモンドバックス戦の平均球速は94.8マイル(約152.5km)で、従来よりも1.3マイル(約2km)低下。最高球速は156.9kmを記録したが、相手打線を圧倒するには至らず、奪三振もなかった。

球種の単調さも問題視されている。同日の投球数は61球だったが、そのうち50球がストレートとスプリットだった。同メディアは「カウントを取る球も、勝負球も2球種に依存していた。100マイル近い球速があれば通用するが、現実は違う」と分析。カットボールなど、多様な球種の導入を提言した。

また、「佐々木が憧れたメジャーリーグでは、“タフさ”がなければ生き残れない。世界一の投手を目指して渡米したが、この1年は茨の道となるだろう。覚悟と忍耐が問われる1年目になる」と、佐々木の今後を展望していた。

(記事提供=OSEN)

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