テキサス・レンジャーズのチュ・シンス(37)が、新型コロナウイルス感染症の拡大が止まらないアメリカに苦言を呈した。
4月2日、チュ・シンスは地元メディア『ザ・フォート・ワース・スター・テレグラム』で、新型コロナが猛威を振るうアメリカの現状を伝えた。
チュ・シンスは「アメリカで新型コロナの状況が悪くなる理由は、人々が深刻さを理解していないからだ。マスクを着用せずに外部に出る人もいる」と、残念さを表した。
多くの人がマスクも着けずに公園などに通っている姿を目撃したチュ・シンスは、「正常通りの生活に戻りたかったら、すべての人が家にとどまらなければならない」と強調した。
新型コロナによって,、春季キャンプやオープン戦は全面中止となった。現在、チュ・シンスはテキサス州サウスレイクの自宅で個人トレーニングを行っている。
チュ・シンスは、続けて以下のように語った。
「家にとどまるのがうんざりなのは僕も同じだ。もう3週間も経つ。辛いけど社会的接触を最小限に抑えなければならない。すべての人が指針を守り、一緒に行動しなければならない」
そして、「すべての人が新型コロナの深刻さを認識し、ウイルスに感染したら家にだけいることを理解すべきだ。他人に迷惑をかけてはいけない。韓国はそれでも状況が良い方だ」と、チュ・シンスは母国の現状に例えて新型コロナ予防を力説した。
急激に感染が拡大しているアメリカだが、その背景には人々の“危機感の不足”があるようだ。
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