久保同僚キ・ソンヨンも…中断中の欧州サッカー、今夏に契約満了迎える選手の処遇は?

リーグ再開が決まらない状況でも、契約満了日は刻一刻と近づいている。

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元韓国代表キ・ソンヨン(31)は、2月に久保建英(18)が所属するマジョルカと来る6月末まで4カ月間の短期契約を結んだ。

降格圏からの脱出が急務なマジョルカは、プレミアリーグで9年間プレーした経験のあるキ・ソンヨンを即戦力と判断し、一旦シーズン終了までメンバーに加えた。

キ・ソンヨンは、3月7日のラ・リーガ第27節エイバル戦で後半33分に久保建英と交代し、スペインデビューを飾った。しかし、2回目の出場が有力視されていた3月15日のバルセロナ戦は新型コロナの影響で中止が決定。リーグは今も中断期間にある。

今夏に契約満了を迎える選手の処遇はどうなる?

キ・ソンヨンのように、6月末に現所属チームとの契約やレンタル期間が終了する選手は、ラ・リーガだけで116人に上る。ラ・リーガの全20チームに該当選手が存在する。

その中でも、レがネスは14人、グラナダとエスパニョールは11人が、今夏に契約が終了する。仮に彼らが契約期間を遵守して6月末にチームを去り、今シーズンのラ・リーガ終了が7月まで延びたとなれば、チーム間で戦力差に不平等が発生する可能性がある。

新型コロナによるリーグ中断の長期化によって、契約やレンタル期間満了を控える選手の問題が表面化しつつあるのだ。

今夏でマジョルカとの契約が満了するキ・ソンヨン

ラ・リーガとスペインサッカー協会は、シーズン中止に伴う財政的な損失を減らすべく、リーグ全試合の消化を考慮している。来シーズン開幕までには最低でも20日間のオフシーズンを要するため、遅くとも来る7月31日までには今シーズンを終了させたい構想だ。

現場の指導者の間では、リーグ再開後は中3日での試合開催や、1週間で2試合を消化しなければならないという意見が出ている。スペインサッカー協会はルイス・ルビアレス会長主導のもと、今週にビデオ会議を実施し、ラ・リーガ含む今後の日程について話し合うとしている。

スペインサッカー協会は、契約満了を控えた選手たちの契約期間問題にも注視している。とはいえ、これといった解決策があるわけでもない。

「今は緊急事態だ。新型コロナによってすべての生産的、社会経済的活動が制約を受けている」と話すスペインサッカー協会関係者は、この問題について以下のように述べた。

「選手たちは契約によって期間が設定されている。仮に、契約を延長しなければならない必要性が発生すれば、国際サッカー連盟、欧州サッカー連盟、スペインサッカー協会などから許可を得なければならない」

再起を誓ったスペインの地で思わぬ事態に遭遇したキ・ソンヨンの処遇は、一体どうなるのだろうか。

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