今シーズン後にメジャーリーグを含む海外進出を狙う韓国球界のエース左腕ヤン・ヒョンジョンが、韓国の美人スーパーエージェントであるイ・イェラン代表と手を組んで海を渡る。
イ・イェラン代表は3月12日、本紙『スポーツソウル』との電話インタビューで「ヤン・ヒョンジョンの国内エージェントであるチェ・イングク代表と協業の形で契約した」と明かした。
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シーズン後、フリーエージェント(FA)資格を得るヤン・ヒョンジョンは、子供の頃から夢見てきた海外進出に乗り出す。
メジャーリーグだけではなく、日本のプロ野球も選択肢の中に置いて、レギュラシーズンの開幕とともに本格的なセールスに突入するという構想だ。
イ・イェラン代表は、パク・ビョンホ(元ミネソタ・ツインズ、現キウム・ヒーローズ)、カン・ジョンホ(元ピッツバーグ・パイレーツ)、キム・ヒョンス(元ボルチモア・オリオールズ、元フィラデルフィア・フィリーズ、現LGツインズ)など、KBOリーグ出身選手のメジャーリーグ契約を締結した経験を持ち、エージェントの資格も保有している。
イ・イェラン代表によると、「ヤン・ヒョンジョンはすでにメジャーのスカウトが十分なレポートを確保している。新型コロナウイルスの感染拡大のため、メジャーのスカウトの韓国入国が当分は不透明かもしれないが、ヤン・ヒョンジョンはそれほど心配しなくてもいい状況だ」と話した。
ヤン・ヒョンジョンが現在所属するKIAタイガースが、アメリカ・フロリダ州フォートマイヤーズでキャンプを行っていることも好材料に働いた。
現地ではトロント・ブルージェイズやセントルイス・カージナルス、ニューヨーク・ヤンキースなど、多数のメジャーリーグ球団がキャンプを行っている。ヤン・ヒョンジョンが練習試合などで登板する日、メジャーのスカウトたちが彼の投球を見守る環境が整っているわけだ。
ヤン・ヒョンジョンが現地で初めてブルペンピッチングをしたときも、トロント・ブルージェイズの副社長とスカウト総責任者が訪ね、オープン戦登板の時も現地のスカウトたちがスピードガンなどを手にしてバックネットの後ろで見守った。
イ・イェラン代表は「メジャーのスカウトが韓国に入国できない状況に備え、ヤン・ヒョンジョンの投球日程を知らせ、マッチングさせた」と明かした。すでにセールスを始めたという意味でもある。
実際、ヤン・ヒョンジョンは春季キャンプで球速を149キロまで引き上げるなど、順調なシーズン準備をしている。
KBOリーグで13シーズンをプレーし、通算1813.2イニングを消化、136勝85敗、平均自責点3.75のエース左腕がイ代表とともに海外進出への足場を固めている。
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