医者兼実業家のヨ・エスダー(58)が、元食品医薬品安全処課長に告発された。
【関連】飲食店で故意に異物を混入した“豊満”韓国YouTuber
ソウル江南警察署が12月3日に明かしたところによると、ヨ・エスターに対する告発状が先月受け付けられた。
彼女は自身が運営する健康機能食品の通販サイト「ESTHER MALL」で販売中の商品の広告において食品表示広告法に違反した疑いが持たれている。
告発状には、ヨ・エスダーが通販サイトで販売する約400種類の商品のうち、半分以上が食品表示広告法8条1~5項に違反したという内容が盛り込まれた。
ヨ・エスターが自社の商品を宣伝する過程で、確認されていない内容をもとに病気を予防したり、治療できるというふうに広告しているとのことだ。
告発人A氏は「現職にいる時、該当の法律に違反する業者などを取り締まったが、まだ根絶されていない。特に医師の身分を活用することは大きな問題だと考え、公益のために告発した」と明らかにした。
食品表示広告法8条1~5項は、「病気の予防・治療に効能があると認識するおそれのある表示または広告(1項)」「食品などを医薬品と認識するおそれのある表示または広告(2項)「健康機能食品でないものを健康機能食品と認識するおそれのある表示または広告(3項)「虚偽・誇張された表示または広告(4項)などの内容だ。
これに対し、ESTHER MALLの関係者は「実施中の広告はすべて韓国健康機能食品協会の審議を通った内容だけを使用するものなので、虚偽・誇張広告とは見られない。食品医薬品安全処と健康機能食品協会の解釈がすべて一致しておらず、虚偽・誇張広告の有無は解釈するところによって変わる可能性がある」と反論した。
ヨ・エスダーが運営する健康機能食品業者の2022年の売上は2016億3961万ウォン(約226億7702万円)で、373億4214万ウォン(約41億9961万円)を売り上げた2019年に比べて539%増加している。
■韓国キムチが欧米で人気急上昇中!「免疫力高める健康食品」の認識形成
前へ
次へ