登録者96万人を誇る韓国のユーチューバー「Velvet(ベルベット)」が、詐欺疑惑で罰金刑を宣告された。
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韓国法曹界によると、春川(チュンチョン)地裁は10月31日、Velvetに罰金500万ウォン(約57万円)を言い渡したという。彼女は2022年8月6日、母親と共に江原道・春川市(カンウォンド・チュンチョンシ)のハンバーガー店で、注文した食べ物から「髪の毛が出てきた」として2万7800ウォン(約3200円)を受け取った疑惑を持たれていた。
その後、裁判所は監視カメラの映像などをもとに、Velvet親子が毛布に付着していた髪の毛をティッシュに載せ、詐欺を行っていたと判断した。
裁判所は「犯行手口が非常に不良で、横取りした金額の程度とは関係なく、飲食業従事者が体験する精神的苦痛と被害が相当なものと見られる」と理由を明かしている。
そして「それでも被告人は誤りを悔やんでおらず、厳罰が必要だ」として罰金500万ウォンを宣告し、訴訟費用もVelvetが全て負担するよう伝えた。
先立って裁判所はVelvetに罰金30万ウォン(約3万4000円)の略式命令を下したが、Velvetは潔白を主張して正式裁判を請求。当時、VelvetはSNSで「私たち家族はハンバーガーに故意に髪の毛を入れたことがない。詳しい内容は捜査過程で詳しく述べる。その結果が明白に明らかになるだろう」と主張していたことから、議論はさらに大きくなる見通しだ。
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