aespaの殺人脅迫、BTS所属のHYBEに脅迫文。怯える韓国芸能界、何があった?

2023年08月13日 社会

最近、韓国のインターネット上で無差別な凶器暴行予告が飛び交う中、今度はBTSやSEVENTEENらが所属するHYBE社屋がそのターゲットにされ、関係者たちは即刻対処に追われたようだ。

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韓国メディア『チャンネルA』は同局のニュース番組で8月12日、HYBEが凶器暴行予告により社屋の正門を規制したと報道した。この報道によると、最近SNS上に社屋の前で刃物を振り回すという予告文が掲載され、HYBEは社屋の正門を封鎖したという。

公開され投稿には、「龍山(ヨンサン)HYBEの前で刃物を振り回す。パン・シヒョク、お前が必ずいることを願う」と書かれていた。

警察は通報申告があった8月8日と8月9日、HYBE社屋近くを捜索したが、凶器を所持している人物などを見つけることはなかったという。

警察は文書作成者が未成年者である可能性に重きを置きTwitterに対する家宅捜索令状の発布を受け、作成者を追跡している。これと関連してHYBE側は「社屋のセキュリティを強化している」と明かしたことが伝えられた。

(画像=『チャンネルA』キャプチャー)

ただ、このような脅迫じみた予告文は、把握されているだけで315件に上るという。警察は作成者119人を検挙し、そのうち11人を拘束、検挙された被疑者の中には10代も多数含まれていることが確認された。

度を越えた犯罪予告文が流行のように拡散し、韓国芸能界も恐怖に震えている。HYBE社屋だけでなく、最近はあるインターネットコミュニティに、aespaのWINTER(ウィンター)を凶器で殺害するという内容が掲載され、仁川(インチョン)空港側が特殊警備要員を投入する事案が発生したりもした。

また、8月5日には仁川ロックフェスティバルが開かれた松島(ソンド)の月光祭り公園で凶器暴動を行うという趣旨の予告文が上がり現地に警察特攻隊が追加配置された。

8月11日にはSMエンターテインメントの役職員9人を殺害するという予告文を作成した20代男性が拘束された。

男は10年近く好きだったSMエンタ所属のガールズグループメンバーが、自分の好意を受け入れてくれなかったことに腹を立て該当文を作成したと警察に供述したという。

凶器乱動文が雨後の筍のように作成され始めたのは、ソウルの新林(シンリム)駅やソヒョン駅近くで凶器騒動が起きてからだ。

これらの事件では多くの犠牲者が発生し、市民も恐怖に震え始めると、この恐怖心を面白半分で利用する無責任な脅迫文が増えるようになった。

(画像=『チャンネルA』キャプチャー)

実際、殺人予告文を掲示して逮捕された被疑者の中には「面白さ、または関心を受けたくてそうした」という回答が多いことが明らかになった。

たとえ当事者はいたずらだったとしても、実際に似たような事件で犠牲者が多数発生しただけに、大衆は軽く受け入れられない状況だ。

韓国の法務部では、殺人予告文など公衆脅迫行為を処罰するための法律改正に着手したという。単純な犯罪予告だけでは処罰が難しいだけに、憂慮を払拭させるために関連法律改正を追徴することにしたのだ。

また、正当な理由なしに公共の場所で凶器を所持することなどに対しても、除隊案をまとめる見通しだ。

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