韓国の酒造メーカーが日本の焼酎市場攻略に拍車をかける。
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4月19日、韓国のハイト真露(ジンロ)は日本国内での新広告を発表し、新製品「チャミスルトクトク」を発売すると発表した。積極的な現地マーケティングで、昨年に引き続き今年も販売上昇傾向を続ける計画だ。
2021年12月、韓国ロマンスドラマをパロディ化したチャミスルの広告は、累計再生数347万回で大きな話題となった。ハイト真露はこの勢いに乗って第2弾を製作し、ユーチューブを通じて広告映像を事前公開した。
また、新製品チャミスルトクトクの発売により、製品ラインナップを強化する。フレーバーはマスカットとスモモの2種類で、炭酸が加わったアルコール度数5%の飲みやすい新製品だ。炭酸の清涼感と豊かなフルーツフレーバーで日本現地の消費者の味覚を狙ったそうだ。
ハイト真露は去る2020年に日本焼酎市場の反騰に成功すると、昨年も日本への輸出額が前年比約27%増加し、上昇傾向が続いた。
ハイト真露は日本国内の成長の秘訣として現地化戦略を挙げている。特に、全国のコンビニやイオングループの売り場にチャミスルなどの主要製品を陳列させ、消費者のアクセス性と利便性を高めたという。
ハイト真露の海外事業本部ファン・ジョンホ専務は「日本の若年層を中心に、韓国の焼酎が多くの人気を得ている」とし、「多様なマーケティング活動と営業力拡大で日本市場内の酒類トレンドをリードする」と話している。
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