韓国で老人が犬に噛まれて皮膚移植、飼い主には罰金500万ウォンに加え自ら殺処分

2021年02月12日 社会

韓国で珍島犬(ちんとうけん)2匹に首輪をつけず散歩させ、人を噛んで怪我をさせた飼い主に罰金刑が下された。

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春川(チュンチョン)地裁刑事2単独のパク・ジンヨン部長判事は2月12日、動物保護法違反の疑いで起訴された被告(64)に、罰金500万ウォン(約50万円)を宣告したと明らかにした。

この被告は2020年6月28日5時20分ごろ、江原道華川郡(カンウォンド・ファチョングン)で、珍島犬2匹に首輪をつけていない状態で散歩を続け、そのうちの1匹が散歩中だった被害者(74)にけがを負わせた疑いで裁判にかけられた。

右手首と腕を噛まれた被害者は皮膚の移植手術を受け、術後も3週間ほどの経過観察が必要なけがを負った。

当時、首輪を外していた珍島犬2匹のうち1匹が、被害者が連れていた愛犬に噛みつき、被害者はこれを止めようとしたところ、もう1匹に噛まれたそうだ。

パク判事は「被告人が過ちを深く反省している点と、被害者と円満に合意した点、被告人自ら珍島犬2匹を殺処分して再発の恐れがない点などを考慮して刑を決めた」と語った。

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