サムスン会長の葬儀場でクラスター発生?韓国政財界から芸能界まで懸念広がる

サムスン電子イ・ゴンヒ会長の葬儀場で新型コロナウイルスのクラスターが発生したとの懸念が広がっているなか、同日、歌手兼俳優キム・ミンジョンの母親の葬儀場も同じ場所であったことが明らかとなり、韓国芸能界にも赤信号が灯った。

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韓国中央災難安全対策本部は11月4日、「10月26日にソウル江南(カンナム)区のサムスン・ソウル病院葬儀場1階ロビー、出入口の屋外取材陣、訪問者は、最寄りの診療所で検査を受けることをお願いする」という内容の文章を贈った。現地を取材した記者が感染したことで、クラスターにつながる恐れが生じたのだ。

当日の葬儀場には、故イ・ゴンヒ会長だけでなく、キム・ミンジョンの母親の葬儀も行われていたことが確認され、芸能界にまで感染拡大する可能性が提起されている。

政財界はもちろん、芸能界にまで?

特に葬儀場を訪れた人々のなかには俳優、歌手、芸人など、さまざまな分野で活動する芸能人と関係者がいたこともわかった。キム・ミンジョン本人をはじめ、同僚芸能人らが新型コロナに感染した恐れが出ており、何人かの芸能人やスタッフが安全のために検査を受けたり、準備したりしているという。

現場にいた芸能界関係者は「葬儀場を訪れた人々の一部が11月5日に検査を受ける予定だ。また感染者がいたロビーに行かなかった人たちも、もしもに備えて検査を受けた」とし、「敏感な事案であるだけに注意して進めている」と雰囲気を伝えた。

一方、同日の葬儀場にはホン・ナムギ経済副首相、ウォン・ヒリョン済州知事、イ・ジェジョン京畿教育監などの政界の人士から、SKグループのチェ・テウォン会長、大韓商工会所パク・ヨンマン会長、韓国経営者総協会ソン・ギョンシク会長などの財界人が現場を訪問しており、新型コロナの検査を受けた。

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