95歳になる2036年まで収監生活の韓国元大統領…朴槿恵前大統領よりも広い独房

2020年11月02日 社会
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横領や賄賂などの容疑で懲役17年の実刑が確定した韓国の李明博(イ・ミョンバク)元大統領が11月2日、収監された。

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李明博元大統領は同日13時46分頃、ソウルの自宅から黒い車両に乗って出発し、14時頃にソウル中央地検に到着。身元確認、刑の執行告知など10分余りの手続きを経て、検察が提供する車を乗ってソウル東部拘置所に移送された。

去る2月25日、ソウル高裁の拘束執行停止によって釈放された後、251日ぶりに再び収監されたことになる。

朴槿恵前大統領よりも広い独房

ソウル松坡(ソンパ)区にある東部拘置所は、李元大統領が2018年3月22日に拘束され、保釈で解放されるまで約1年間、収監生活を送っていたところである。

東部拘置所は地上12階で、全国の拘置所のなかで最新の施設に挙げられる。2017年6月に旧城東(ソンドン)拘置所を拡張移転し、現在の施設と名前を持つようになった。

李明博元大統領

李元大統領は前職大統領であることを考慮して、以前の収監時と同じく、東部拘置所12階の独房に割り当てられると見られている。12階は独房と雑居房が混ざっているが、当局は他の収容者が接近できないように遮断施設を設置する計画だ。

独房はトイレを含めて13.07平方メートル(3.95坪)で、朴槿恵(パク・クネ)前大統領が収監されたソウル拘置所の独房(10.08平方メートル、3.04坪)よりも若干広い。

部屋には一般的な収容者と同じようにTVや鏡、布団・マットレスなどの寝具類、食卓兼デスク、ロッカー、シンク、掃除用品などが備えられる。前職大統領の収容事例などを考慮して、担当刑務官も指定される。

歴代大統領も収監生活

李元大統領を東部拘置所に収監させたのは、朴前大統領がソウル拘置所に収監されており、警護の負担などを理由に元大統領を2人も1カ所に置くことができない事情も考慮されたとされている。

また、朴前大統領との政治スキャンダルで懲役18年が確定したチェ・ソウォン(改名前の名前チェ・スンシル)が、東部拘置所から清州(チョンチュ)女子矯導所に移された。

先立って盧泰愚(ノ・テウ)元大統領と全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領は、刑が確定した後も移管されず、それぞれソウル拘置所と安養(アンヤン)矯導所で収監生活をした。

李元大統領は懲役17年の実刑が確定したが、先立って行われた捜査と裁判の過程で、約1年間、拘置所に収監されていたため、残りの受刑期間は約16年だ。刑期をすべて満たした場合、95歳になる2036年に釈放される。

李元大統領は自動車部品メーカー「ダース」社の資金、約349億ウォン(約34億9000万円)を横領し、サムスン電子が代わりに支払ったダースのアメリカ訴訟費用119億ウォン(約11億9000万円)を含めた計163億ウォン(約16億3000万円)ほどの賄賂を得た容疑などで裁判を受けてきた。

10月29日、最高裁2部(主審パク・サンオク大法官)は、特定犯罪加重処罰法上の賄賂などで起訴された李元大統領に懲役17年、罰金130億ウォン(約13億円)、追徴金57億8000万ウォン(約5億7800万円)を宣告した原審を確定した。

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