自称「韓国広報専門家」の大学教授、AIに猛抗議 韓国伝統衣装が“日本風”に画像生成される不具合「海外ユーザーに誤解される」

2025年09月04日 社会

「韓国広報専門家」を自称する大学教授が、画像編集ソフトウェアのAI画像生成機能で生じた不具合に抗議している。

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誠信(ソンシン)女子大学のソ・ギョンドク教授は9月4日、自身のインスタグラムを通じて、米ソフトウェア企業のソフトウェア「Photoshop(フォトショップ)」の生成AI機能において、韓国の伝統的な民族衣装「韓服(ハンボク)」の画像生成を試みた際、日本風の衣装が生成される不具合を指摘した。

ネットユーザーから報告を受けたというソ教授は、「フォトショップの生成AI機能で“韓服”を韓国語や英語で入力すると、日本式の衣装と人物が多く露出された」とし、「そのため、Adobe本社が運用するさまざまなSNSアカウントに、即刻抗議のメールを送った」と伝えた。

メールでは韓服関連の英語の映像を添付し、「これは明白な誤りなので、開発者は迅速に修正をしなければならない」との要求を盛り込んだという。

Photoshop
(画像提供=ソ・ギョンドク教授)
Photoshop
(画像提供=ソ・ギョンドク教授)

ソ教授は「世界中の多くのネットユーザーがフォトショップを利用しているが、海外のユーザーが韓服のデザインを誤解する可能性がある。世界の人々が韓国の伝統文化に多くの関心を持っている状況で、韓国の伝統衣装である“韓服”を正しく伝えることは非常に重要だ」と懸念を示した。

また「最近、中国では“韓服”の起源が自国の“漢服(ハンフー)”であると主張し、文化歪曲議論を起こしている状況と相まって、今回の誤りがより深刻な問題に飛び火する可能性がある」と、今回の不具合の深刻さを訴えていた。

なお、ソ教授は1974年5月25日生まれの51歳。誠信女子大学で教授を務める傍ら、「韓国広報専門家」を自称して女優ソン・ヘギョや歌手ソン・ガイン、俳優キム・ナムギル、女優パク・ソルミ、MONSTA Xのショヌ、歌手カンナム、女優キム・ギュリなど著名人と協力し、独島(竹島の韓国呼称)や韓国文化などに関する自主的な広報活動に邁進している。

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