未成年者を含む女性を脅迫して制作したわいせつ映像を共有したチャットルーム“n番の部屋”の運営者、ニックネーム“カッカッ”の身元情報が公開された。
【注目】“n番の部屋”運営者「カッカッ」を緊急逮捕…女性を脅迫した驚愕の手法とは
慶北地方警察庁は5月13日午後、身元公開委員会を開き、“カッカッ”の情報を公開することを決定した。身元公開委員会は、警察官3人と弁護士、大学教授など内外の委員7人で構成された。
“カッカッ”の本名は、ムン・ヒョンウク。1995年生まれの24歳で、大学生だ。
ムン・ヒョンウクは京畿道・安城(アンソン)市に在住。“カッカッ”として活動しながら“n番の部屋”を作り、未成年女性らのわいせつ映像を制作・流布した容疑を受けている。
警察は5月18日にムン・ヒョンウクを検察に送致する際、マスクや帽子をつけずに彼の素顔を公開する予定だ。
慶北警察庁側は、身元公開に踏み切った理由を「被疑者は不特定多数の女性を奴隷と呼び、性搾取映像を制作・流布するなど犯行手口が悪質で反復的である」と説明した。続いて「児童・青少年の被害者が10人に達するなど、犯罪が重大であるだけでなく、拘束令状が発行され、物的証拠が十分に確保された」と伝えた。
また「国民の知る権利、再犯防止と犯罪予防の面から公共の利益に合致するかどうかを総合的に審議し、身元情報を公開することに決定した」と話した。
先立って警察は、性暴行犯罪の処罰などに関する特例法に基づいて、チャットルーム“博士の部屋”を運営したチョ・ジュビンなど3人の身元を公開した。
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