シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルが2021、2022年に開いてきたコリアンフェアが、今年は「コリアンフードブッフェ」として開催中だ。
「コリアンフードブッフェ」が楽しめるのは、ホテル内のブッフェ・ダイニング「グランカフェ」だ。今回のフェアでは、韓国・ソウルにあるJWマリオット東大門スクエア・ソウルのスーシェフ、デイビッド・キム氏が料理を監修した。
これまでも多くの絶品料理で人々を虜にしてきたシェラトンが、今年はどんな韓国料理を披露するのか。韓国で1年間生活経験のある筆者も、一流シェフによる本場“韓国の味”に胸を躍らせながら会場へと向かった。
まず目を引いたのは、今回のフェア最大の目玉である“ビビンバステーション”だ。ここでは好みの具材やコチュジャンなどを自由に組み合わせることで、自分好みのレシピを見つけることができるという。
「伝統的な韓国料理を楽しめるようにした。世界的に注目を集めているビビンバを自分でアレンジできるビビンバステーションを特に楽しんでほしい」と話すデイビッド・キム氏。お肉や野菜といった具材はもちろん、ごま油やコチュジャンの風味が食欲を刺激し、自分だけのビビンバを発見しようと何度もおかわりしたくなる一品だ。
また、海鮮チヂミもぜひ味わって欲しいメニューの1つ。モチモチの食感と特製のタレは、韓国で食べたチヂミを思い出させる本場そのものの味だった。
お肉料理も目が離せない。韓国版唐揚げの“タッカンジョン”は、ジューシーな食感と甘辛い味付けが病みつきに。お肉の旨みがぎっしり詰まった“LAカルビ”は豪華な骨付きだ。
そして、忘れてはいけないのがスイーツ。韓国のサイダー「チルソンサイダー」のゼリーや、韓国版カルメ焼きの“タルゴナ”を使ったタルゴナコーヒーティラミスなど、韓国らしさを盛り込んだスイーツが目白押しである。
なかでも、バニラアイスと小豆に韓国の伝統的なきなこ餅“インジョルミ”を添えたデザートは、なんと目の前で調理過程を見ることができる。まさに目と口の両方で楽しめる一品なだけに、“韓国好き”の方々には必ず堪能していただきたい。
ほかにも、日本でも人気のチャミスルや韓国の伝統酒マッコリなど、ドリンクメニューも豊富にとり揃えている。
韓国気分を楽しめるのは料理だけではない。期間中には今話題の韓国式プリクラ「人生4カット」が「グランカフェ」入口に設置され、「コリアンフードブッフェ」でしか味わえない思い出作りも可能。また、ブッフェ利用客には人気の韓国コスメセットプレゼントも用意されており、身も心も大満足できるイベントとなっている。
一流シェフの本場の味を感じられる料理はもちろん、セルフフォトブースやコスメなど、あらゆる面で韓国気分を満喫できる「コリアンフードブッフェ」。友人や家族と一緒に一度訪れてみてはいかがだろうか。
なお、「コリアンフードフェス」はシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルで2月28日まで開催中だ。
(取材・文=伊藤千納)
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