韓国のバイオ医薬品企業「セルトリオン」の創業者で名誉会長のソ・ジョンジン氏(65)が、婚外子問題に関して株主たちに公式謝罪した。
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ソ会長は5月8日、セルトリオンのホームページに謝罪文を掲載した。
「株主の皆様に大きなご心配をおかけし、心より謝罪申し上げる」とし、「最近、マスコミに通じて知らされたことが全て真実ではなくても、愚かで無謀な過去の行動で皆様に取り返しのつかない大きな失望を与えた。いかなる叱責も避けず謙虚に甘受する」と伝えている。
続けて「個人の過ちに対する非難の矢は、ひたすら私だけに向けられてほしい」とし、「従業員に叱責の視線が回らないよう、株主の皆さんに寛大な気持ちで会社を眺めて下さることを切にお願いする」と付け加えた。
また「株主様が私に付与してくださった任務を最後まで遂行し、会社の価値が毀損されないよう最善を尽くし、残った人生は常に低い姿勢で深く省察しながら生きていく」とし、「個人の恥ずかしい姿でご心配をおかけした株主の皆様に、もう一度丁重に頭を下げて謝罪申し上げる」と謝った。
問題となっているソ会長の2人の婚外子は、2021年に水原(スウォン)家裁・城南(ソンナム)支院に実生者認知請求訴訟を提起した。そして同年11月、調停が成立し、法的に娘として戸籍に記載されたという事実が最近知らされた。
この件についてソ会長は、婚外子の実母であるA氏から生活費を入金しろなどの内容が含まれたメールが送られたとし、A氏を恐喝・名誉毀損の疑いなどでソウル江南(カンナム)警察署に告訴した状態だ。
業界では、裁判所の判断により、ソ会長の戸籍に既存の2人の息子に加え、2人の娘が追加で登載されたことで、今後は相続問題による支配構造リスクに繋がりかねないと観測されているという。
なお、セルトリオンは韓国のバイオ医薬品企業で、2022年8月には国内企業価値12位とされた大企業だ。渦中のソ・ジョンジン会長は2021年、韓国トップの大富豪とされた人物でもある。
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