トヨタ自動車が韓国で自動車分野の専門人材育成に乗り出す。
韓国トヨタ自動車は来る10月まで、自動車技術大学の学生を対象に実施する産学協力教育プログラム「2022T-TEP」を開催すると、5月2日に明らかにした。
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「T-TEP(Toyota-TechnicalExperienceProgram)」は、自動車産業分野の人材育成のための韓国トヨタ自動車の社会貢献活動で、2020年からソヨン大学、デリム大学、釜山（プサン）科学技術大学、西征（ソジョン）大学、亜洲（アジュ）自動車大学、麗州（ヨジュ）大学、韓国ポリテク大学・南大邱（ナムテグ）キャンパスなどと業務協約を結び、教育を続けている。
今年で3回目を迎えるT-TEPは4月29日、西征大学校を皮切りに10月まで各キャンパスで理論教育および実習講座として開かれる。
参加学生たちは、社会人初年生が知るべきコミュニケーションとビジネスマナー、「改善」「現地現物」「挑戦」「尊重」「チームワーク」で構成されたトヨタの5つの根本価値である「トヨタウェイ（TOYOTAWAY）」、「TEAMGP（Toyota Education And Management Global Program）」を通じたトヨタ・レクサスの電動化技術などを学ぶことになる。
韓国トヨタ自動車の武村信之社長は「体系的な教育課程、トヨタとレクサスの電動化車両などが、学生たちの学業に役立つことができ、非常に意味深く考える」とし、「今後も実質的な支援を通じて自動車分野の人材育成に拍車をかけていく」と述べた。
また、韓国トヨタ自動車は教育に必要な実習用車両を協力大学に寄贈し、学生たちがより効率的に現場感覚を身につけられるよう支援している。2021年にはレクサスES300h、トヨタ・カムリハイブリッドなど計8台の車両を各大学に寄贈している。
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