ウクライナ義勇軍に韓国人9名が参加か…外交部「現地滞在を把握」

2022年03月18日 社会

ロシアとウクライナの戦闘に参戦したとされる海軍特殊戦旅団(UDT/SEAL)出身ユーチューバーのイ・グンに続くように、義勇軍を自任して無断でウクライナに入国し、現地に滞在中の韓国人が9人いたことが分かった。

韓国の外交部(日本の外務省に相当)当局者は3月18日、「イ・グンを含む韓国国民9人が今月2日以降、周辺国を通じてウクライナに入国し、現在まで出国していないものと把握している」と明らかにした。

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この当局者は「このうち相当数は外国人として義勇軍に参加するため入国したものと推定される」と付け加えた。

外交部は「一行の行動を確認するために努力している」とし「現在ウクライナが戦時であることを厳重に認識し、ウクライナに許可なく入国しないよう再度要請する」と強調した。

(写真=イ・グンSNS)

海軍特殊戦団(UDT/SEAL)出身のユーチューバーであるイ・グンは今月3月6日、外国人義勇軍参加のためウクライナへ出国したと、SNSで公開している。その後、死亡説が出回ると、3月15日に直接「生きている。戦闘で忙しい」と書き残した。

韓国外交部は2月13日からウクライナ全域を旅行禁止地域に指定している。現行の旅券法上、韓国国民が旅行禁止地域に許可なく入ると、刑事処分およびパスポート無効化などの行政制裁の対象となる。これに対して外交部は、イ・グンを旅券法違反の疑いで警察に告発している。

イ・グンは出国に先立ち、一緒に義勇軍に参加するチーム員を募集したが、現在、イ・グンを除いた2人は最近帰国し、警察の取り調べを控えている。

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