韓国・日本・中国の政府が主導する初のeスポーツ国際大会「2021韓中日eスポーツ大会」が9月10日、ソウル松坡区(ソンパグ)にあるオリンピック公園ハンドボール競技場で開かれる。
本大会は、2022年に中国杭州で開かれるアジア大会で、eスポーツが正式種目に採択されたことにより、eスポーツのナショナルチームによるシステムを構築し、草の根からプロへと繋ぐために企画されたものだ。今回の韓国開催を皮切りに、3国が毎年順番に開催し、来年は中国で開催予定だ。
そして9月10日13時に開幕式が行われるが、直接参加するのは韓国選手団のみで、中国と日本の選手団はオンラインで参加する。
大会開幕戦は同日10時、『クラッシュ・ロワイヤル』の韓日戦だ。この試合を皮切りに12日までの3日間、『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』『PUBG:BATTLEGROUNDS(PUBG)』『クラッシュ・ロワイヤル』『eFootball ウイニングイレブン 2021』による正式種目と、『Dungeon & Fighter(アラド戦記)』によるエキシビションマッチの、計5種目が行われる。
また大会はユーチューブの公式チャンネルや、動画配信サイトTwitch(英語)でライブ配信され、日本では12日の決勝戦のみ日本eスポーツ連合(JeSU)のユーチューブチャンネルなどで視聴可能となっている。
試合以外にもゲームの文化的価値を周知し、一緒にゲームが楽しめる「ゲーム文化祭」も開かれる。ゲーム文化をテーマに誰でも楽しめるよう、ウェブバラエティコンテンツからゲーム音楽のコンサート、レトロゲーム体験、ゲーム文化に関する講演まで、多様なプログラムが用意されているそうだ。
韓中日eスポーツ大会は韓国の文化体育観光部が主催し、韓中日eスポーツ大会組織委員会、韓国eスポーツ協会、韓国コンテンツ振興院が主管する。公式パートナー社としては「KRAFTON」「NEXON」が参加し、「Riot Games」「Supercell」「KONAMI」「NAVER」がスポンサー企業となっている。
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