コロナ禍ですっかり恋しい韓国旅行、最近の国内トレンドは「ホカンス」と「ペット同伴」

新型コロナウイルスが世界的に流行してからというもの、コロナ以前によく訪れた旅行先が恋しい人も多いはずだ。

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そんななか、ホテル予約専門サイト『ホテルズドットコム』は最近、韓国における旅行客の心理を表したデータを公開している。

そこで今回は、この1年間で韓国の旅行客の行動がどのように変化し、来る夏休みに向けてどんな計画が立てられているのかを見てみよう。

旅行客の心理変化「国内旅行の需要は回復する」

今年は旅行関連の検索量が全体的に多かった。特に、済州島(チェジュド)の検索量は2020年比97%増を記録した。これは、旅行客が再び旅行できる希望を取り戻したことから、国内旅行への関心が高まったものと見られている。

『ホテルズドットコム・コリア』のキム・サンボム代表は「新型コロナによって制約が多かった1年を過ごした後、多くの人が新しい旅行と経験を受け入れる準備ができている状態だ」とし、「こうした状況で夏休みが近づいていることで、国内旅行に対する需要が非常に高まっている」と述べた。

国内で人気の旅行先は?済州島と江原道が急上昇

済州島は旅行地の中で最多の検索数と予約数を記録した。また、釜山(プサン)を選択した12%よりも高い13%が、江原道(カンウォンド)を目的地に選んだ。

これは、釜山と比べて江原道がソウルや首都圏に隣接しているという地理的特性が人気な要因として作用したものと見られ、週末を利用した短期間の旅行や当日直前予約といった最近のトレンドを証明している。

最も人気な宿泊先には“ホテル”が挙げられた。『ホテルズドットコム』利用客の87%が、最も好む宿泊タイプとしてホテルを選択。同じくして“リゾート”も、ポストコロナ時代からサマーシーズン全般にわたって検索量が増加した。

人気旅行先や宿泊タイプの変化を見るに、息苦しい都会での生活から脱し、休息を取ろうとする旅行客の強い熱望を表しているようだ。

(写真提供=ホテルズドットコム)済州島

コロナ以降、海外旅行に代わり国内での豪華な旅行を求める人が増えた。それと同時に、国内ホカンス(ホテル+バカンス)の人気が高まった。

週末にロマンチックな国内旅行を計画している人々のうち、42%が5つ星クラスのラグジュアリーホテルの予約を考えていると答えた。そのほか、プールヴィラが40%、海辺リゾートが34%と続いた。

韓国の国内旅行客は“経験”に対して非常に高い重要を示し、旅行を計画する際は“ヒーリング”に重点を置くことがわかった。

また、コロナ以前の2019年と比較すると、2021年には旅行日直前に予約するケースが急増。特に当日予約は21%も増加した。

「海外旅行は制限されたが…」

国内旅行のもう一つの利点は、愛らしいパートナーであるペットとホカンスをより簡単に楽しむことができるという点だ。

最近ではペットフレンドリーホテルの人気が高まり、“ペット同伴可能”及び“無料駐車可能”のフィルター検索量が増加し続けている。

キム・サンボム代表は「旅行の選択肢が海外から国内に、都市から郊外へと大きく変わった。それでも、このような変化は旅行に飢えた旅行客の熱望を抑えることはできなかった。この1年間で海外旅行は制限されたが、旅行客は国内で完璧な休暇を過ごせる方法を探し続けている」と付け加えた。

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