韓国の新型コロナウイルス新規感染者が668人に上り、1月以来となる高い数字で“第4波”に対する不安が出ている。
韓国中央防疫対策本部は4月7日0時基準、新規感染者が668人増え、累計感染者数が10万6898人になったと発表した。
前日(478人)より190人も増加して600人台となり、“第4波”が本格化するのではないかという懸念を生んでいる。
最近、様々な職場、教会、ナイトクラブなど日常的な空間で集団感染が続出しており、春の季節による移動量の増加、変異ウイルスの拡散などのリスクが高まっており、さらに感染者が増える可能性が高い。
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この日発表された新規感染者の感染経路を見ると、地域発生が653人、海外流入が15人だった。地域発生の感染者は前日(460人)より大きく増えた600人台だった。地域発生の感染者が600人を超えたのは、1月10日(623人)以来、87日ぶりだ。
地域別ではソウル196人、京畿173人、仁川44人など首都圏が413人で、全体の63.2%に達した。
韓国政府は現状を踏まえ、来週から適用する防疫対策「社会的距離確保」の調停案を来る4月9日に発表する。
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