新規感染者が急増中の韓国…事実上の「封鎖」を意味する防疫対策の“第3段階”も検討

韓国中央防疫対策本部が8月24日0時基準、韓国内の新型コロナ新規感染者数を266人と伝え、累積感染者数を1万7665人と発表した。

韓国の新規感染者数は、8月21~23日で324人→332人→397人を記録し、今日(8月24日)266人と集計されて若干減少したが、まったく油断はできない。

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新規感染者を感染経路別に見ると、地域の発生が258人、海外からの流入が8人となった。

新規感染者には警察官も含まれている。去る8月15日の「光復節」、ソウル光化門(クァンファムン)一帯で強行された集会に投入された警察官9500人のうち、計7人が新型コロナの陽性判定を受けた。

感染者7人(警察官6人・義務警察1人)は、いずれもソウル庁所属だ。警察庁が集会に参加した警察官9536人(義務警察を含む)を対象に全数検査を実施した結果、週末の間に2人の感染者が報告されたと8月24日に明らかにした。

保健当局の指示に応じて、1人は病院に入院し、4人は生活の治療センターに入所した。週末に陽性判定を受けた2人は、自主隔離または部隊に隔離されたまま待機している。

事実上の「封鎖」も検討

韓国政府は8月23日から全国的に防疫対策である「社会的距離確保」の第2段階を実施しており、「高リスク施設」に分類されるクラブなどの遊興施設をはじめ、ビュッフェ、PC部屋、大型塾などに2週間の運営停止を命令した。

新型コロナの感染拡大に備えて、「社会的距離確保」を第3段階に引き上げる案も検討している。韓国政府は今週を“重大期”と見て、第3段階の実行準備に着手した。

第3段階は、事実上「封鎖」に近い措置で、10人以上の集会やイベントが禁止され、公共施設の運営中断、民間施設は「中リスク施設」まで運営を中断する。

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