TWICEは全世界でトップを誇るガールズグループとなった。
昨年5月、K-POPガールズグループ史上初、大阪・ヤンマースタジアム長居と東京・味の素スタジアム入りを果たした。同年6・7月には世界のガールグループ史上初めて、ロサンゼルス・SoFiスタジアムとニューヨーク・メットライフスタジアムで公演をしたが、全席完売を記録した。
続けて昨年11月、K-POPグループの中で初めてオーストラリアのドックランズ・スタジアムに立ち、12月にはインドネシアのジャカルタ国際スタジアムで公演を行い、世界での地位を確認させた。
全世界を駆け巡るTWICEは、2024年、日本デビュー7周年を迎え、アルバムの発売や超大型コンサートを行っている。
7月17日、日本5thフルアルバムおよび同名のタイトル曲『DIVE』を発売、7月27・28日には神奈川・日産スタジアムの舞台に立つ。
日産スタジアムは、約7万人を収容できる日本最大規模の会場で、アーティストの「夢の舞台」だ。ボーイズグループを含め、K-POPグループの中では、東方神起、SEVENTEENに続き3番目に公演を行うグループとなった。しかし、日本の歌手ではない海外の女性アーティストが日産スタジアム入りを果たしたのはTWICEが初めてだ。
TWICEの著しい成果はK-POPガールズグループとしては異例で、デビュー10年目にしてもトップを走っている。
2015年10月にデビューしたTWICEは、デビュー曲『Like OOH-AHH』をはじめ、『TT』『CHEER UP』『LIKEY』『FANCY』などをヒットさせ、大衆的な人気を得た。各種授賞式を席巻し、第3世代を代表するガールズグループとして位置づけられた。
2021年から本格的に世界に舞台を広げ、『The Feels』を皮切りに『MOONLIGHT SUNRISE』まで、米ビルボードのメインシングルチャート「ホット100」に連続でチャートインし、『With YOU-th』では新記録を樹立した。 TWICEシンドロームは現在進行形だ。
特に、所属事務所JYPエンターテインメントとメンバー全員が再契約に成功し、さらに活力を得た。
そんなTWICEは、POPの主要市場である日本とアメリカでも著しい記録を書き下ろしている。
昨年行われた日本公演では、4地域8公演で通算37万人の観客を集め、2月に発売した13枚目のミニアルバム『With YOU-th』は、アメリカの「ビルボード200」で1位を記録した。TWICEが「ビルボード200」で1位に名を載せたのは2015年のデビュー以降初めてで、K-POPガールズグループの中ではBLACKPINK、NewJeansに続き3番目だ。
歌謡界の関係者は「大部分のグループが活動7年目ぐらいになると、所属事務所の後押し不足などで活力が落ち、個人活動に集中するものだ。TWICEはJYPのたゆまぬ支援に支えられ、活動の場を海外に広げ、グローバルアイドルグループに成長した」として「一つのグループが10年間一緒に成長できるという、その事実だけで後輩グループの良い手本になってくれている」と評している。
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