女優妻の連れ子を愛する“優しいパパ”のイメージが「不倫疑惑」で消えた韓国俳優、テレビ局の対応に差…なぜ?

2024年07月25日 テレビ

俳優カン・ギョンジュンの不倫疑惑と関連した慰謝料請求訴訟が終わったなかで、彼が出演していたバラエティ番組『スーパーマンが帰ってきた』(KBS)側は、再放送の削除など非公開への転換を知らせた。

【注目】カン・ギョンジュンが裁判をすぐに終わらせたワケ

ただ、同じくカン・ギョンジュンが出演した『同床異夢2-君は私の運命』(SBS)側は、再放送の削除はまだ早いという立場を示した。

7月25日、『同床異夢』側はカン・ギョンジュン&チャン・シニョン夫妻の再放送の削除について、「内部的に議論が必要だが、当面再放送を中断したり、動画を削除したりする計画はない」と明らかにした。

一般的に、再放送の中断や動画の削除は、出演者が法的な処罰を受けたり、裁判中であっても社会的な物議をかもしたりした場合に適用されるが、カン・ギョンジュンの場合は私生活の領域であり、それらの事項に当たらないということだ。

『同床異夢』に出演したチャン・シニョン(左)とカン・ギョンジュン
(画像=SBS)『同床異夢』に出演したチャン・シニョン(左)とカン・ギョンジュン

また、カン・ギョンジュンの出演分を削除する場合、再放送の中断の範囲が広がりすぎることも懸念している。

KBSがすぐに“非公開”にした理由

しかしSBSとは異なり、KBSは別の決定を下した。

7月25日、『OSEN』の取材によると、『スーパーマンが帰ってきた』側は前日にカン・ギョンジュンの不倫訴訟が終了すると、すぐに再放送サービスの中断作業を開始した。

KBSのホームページ、韓国の動画配信サービス(OTT)である「Wavve」、ポータルサイトなどから、カン・ギョンジュンの家族が出演した回が削除された。公式YouTubeチャンネルの動画はそのまま残っているが、コメント機能を制限した。

『スーパーマンが帰ってきた』の制作陣が迅速に措置を取った理由は、カン・ギョンジュンの子供たちのためだ。子供たちの被害を最小限にし、まだ高校生の長男と6歳の次男を保護するために即決したとされる。

これについて『スーパーマンが帰ってきた』側は「カン・ギョンジュンが出演した『スーパーマンが帰ってきた』の動画と再放送はすべて削除された状態だ。制作陣がカン・ギョンジュンの子供たちを保護するための決定だった」と公式立場を明らかにした。

チャン・シニョン(左)とカン・ギョンジュン
(写真提供=OSEN)チャン・シニョン(左)とカン・ギョンジュン

先立って7月24日、ソウル家庭裁判所・家事5単独(キム・ミホ判事)は、A氏がカン・ギョンジュンを相手に提起した慰謝料請求訴訟の初弁論を行った。

カン・ギョンジュンは2023年12月26日、A氏から彼の妻の不倫相手と名指しされた。A氏は、既婚者であることを知りながらカン・ギョンジュンが自分の妻と不貞行為を行ったとし、5000万ウォン(約560万円)の慰謝料を損害賠償額として請求した。

裁判所は認諾決定を下し、裁判を終えた。認諾とは、被告が原告の主張を認めることを意味する。

ただしカン・ギョンジュンは不倫を認めるわけではないとし、「誤解を解こうと訴訟に積極的に対応すれば、当事者が受ける心の傷がさらに深くなり、私を応援してくださる方々に不快感を与えることになると考えた。そこで私は弁解したり、事実とは異なる部分を法的手続きで争ったりするのではなく、相手方の請求に応じることに決めた」と立場を明らかにした。

なおカン・ギョンジュンは、2018年に息子を一人で育てていた女優のチャン・シニョンと結婚した。結婚の過程をバラエティ番組で公開し、2019年には2人の間に“次男”が生まれるなど、家庭的な夫、優しい父親として人気を集めた。

しかし今年初めに不倫疑惑が知られ、大きなイシューとなっていた。

(記事提供=OSEN)

◇カン・ギョンジュン プロフィール

1983年2月11日生まれ。2004年のMBCシチュエーションコメディー『ノンストップ5』でデビューした。ドラマ『帰ってきたシングル』『裸足の青春』などに出演。2013年のドラマ『いばらの花』に出演し、共演した女優チャン・シニョンと2018年5月に結婚。チャン・シニョンの連れ子、2019年9月に生まれた息子と暮らす。2023年4月からはバラエティ番組『スターパパ奮闘記!スーパーマンが帰ってきた』にレギュラー出演した。

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