“24人組”ガールズグループtripleSのメンバーが、ファンが投げたうちわに当たって負傷した。
【写真】名門大に入学もアイドルに…tripleSの日本人メンバーとは
tripleSは7月6、7日の2日間、ソウル梨花(イファ)女子大でファンコンサート「Girls Never Stop」を開催。“24人完全体”ステージを披露するなど成功裏に終わるかと思われたが、6日公演のアンコールステージ中に事件が起きた。
ファンと思われる誰かが投げたうちわが、ステージ上で挨拶をしていたあるメンバーの顔に直撃。被害者のメンバーは顔を覆って痛がっていた。
この騒動が広まると7日、Xに自身がうちわを投げた張本人だと主張する人物の謝罪文が投稿された。
この人物は、「申し訳なく思っている。投げてはいけないことを知りながらも投げ、メンバーたちがケガをするところだった」と謝罪。続けて、「皆がスローガン(アイドルの名前が書かれた紙製応援グッズ)を投げていたので、腹いせに投げた。メンバーたちに当てるつもりは全くなかった。罪悪感でそのメンバーたちのコミュニケーションプラットフォームに謝罪文を載せた」とし、「メンバーたちに本当に申し訳ない」と伝えた。
なお、ステージ上のアイドルに物が投げられて怪我を負うという事件は、今回のtripleSに限ったことではない。過去にはEXO、BLACKPINK、BTSなどの人気グループのコンサート中、観客が人形を舞台の上に投げようとしている映像が広まり、物議を醸した。なかでもBTS・J-HOPEはコンサート途中に飛んできた物が顔に直撃し、怪我をしたことがある。
海外スターも例外ではない。今年7月には元ワン・ダイレクションのハリー・スタイルズがオーストリア・ウィーンでの公演中、飛んできた物が目に当たあり、大怪我をしかねなかった。また女性歌手のビービーレ・クサはアメリカ・ニューヨークでのコンサートで携帯電話が目に当たり、縫合手術まで受けたほどだ。
コンサート会場でステージに物を投げる行為は禁止されているが、公演の最後やアーティストたちがファンに挨拶するために近づいた時、興奮した一部観客によって事故が発生している。これにはファンの間でも批判と警戒心の声が高まっている状況だが、根絶に至ってはいないのが現状だ。
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