ガールズグループMAMAMOOがデビュー10周年を迎えた。
本日(6月19日)デビュー10周年を迎えたMAMAMOO(ソラ、ムンビョル、フィイン、ファサ)は、デビュー曲『Mr. Ambiguous』を皮切りに、『Um Oh Ah Yeh』『You're the Best』『Yes I Am』『Décalcomanie』『Starry Night』『HIP』などのヒット曲を相次いで発表し、韓国を代表するK-POPガールズグループとして知られるようになった。
特にMAMAMOOはボーカル、ラップ、ダンスなど各ポジションの区分が無意味なグループで、4人4色の個性と魅力でK-POP史に名を刻んだ。ファンと大衆性の二兎を得たMAMAMOOの過去10年の足跡を辿ってみよう。
MAMAMOOはちょうど10年前の今日、Mnetの音楽番組『M COUNTDOWN』でデビュー曲『Mr. Ambiguous』のステージを初めて大衆に披露した。
グループのシグネチャーサウンドであるアカペラスキャットで始まったステージは、一編のミュージカルのようなパフォーマンスにつながり、実力派ガールズグループとしての印象を残した。
メンバーたちの優れた歌唱力とパフォーマンスはもちろん、デビューステージから果敢に歌詞の一部を替えて歌うアドリブで、K-POP界に新鮮な衝撃を与えた。
MAMAMOOはデビュー2年目の2015年、『Um Oh Ah Yeh』をMelon、Genie、Bugsなど韓国主要音源サイトの年間チャートに進入させ、「信じて聞くMAMAMOO」というタイトルを獲得した。
『Um Oh Ah Yeh』に続き、2016年の『You're the Best』『Décalcomanie』、2017年の『Yes I am』、2018年の『Starry Night』、2019年の『gogobebe』、2020年の『HIP』、2021年の『Dingga』まで、MAMAMAMOOは新曲を出すたびにチャートを賑わせた。
特にMAMAMOOは、タイトル曲ではなく、1stフルアルバムの収録曲『I Miss You』を年間チャートに上げたかと思えば、当時のガールズグループとしては異例な初動10万枚を軽く超え、強大なパワーを誇った。
MAMAMOOはグループ活動だけでなく、ユニットやソロとしても活発に活躍している。
各自の個性を生かしたソロ活動も毎回話題だったが、特に2021年、歴代ソロ女性歌手初動トップ10にMAMAMOOメンバー4人の名前が載る珍しい光景を作ったりした。
さらにソラとムンビョルは、2022年にユニット「MAMAMOO+」を結成。2023年には1stミニアルバム『TWO RABBITS』をリリースし、アジアツアーまで展開してMAMAMOOの拡張性を証明した。
またMAMAMOOは、2022年と2023年にメンバー全員がそろった“完全体”でアジア9都市、アメリカ9都市のワールドツアー「MY CON」を行った。以降は、メンバー4人全員がソロアーティストとして単独コンサート、ツアーに乗り出し、「別々にまた一緒に」という近年のガールズグループに多い路線のお手本となっている。
「十年一昔」という言葉が当てはまらないMAMAMOOは、今後もグループとして、またソロとして輝かしい記録を作り続けていく。
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