“医療ストライキ”のせいで帝王切開後が最悪だったと主張した『キム秘書』女優、医師協会に非難され削除&謝罪

2024年06月19日 話題

『キム秘書はいったい、なぜ?』などで知られる女優ファン・ボラが、議論になっている「医療ストライキのせいで」という発言に対して直ちに訂正し謝った。

【写真】ファン・ボラ、大きなお腹の“臨月SHOT”

そんななかでオンライン上での反応は、対立する雰囲気を見せている。

先立ってファン・ボラは6月16日、自身のYouTubeを通じて「ファン・ボラの息子の名前キム・○○○&帝王切開レビュー」というタイトルの動画を公開し、出産に関する裏話を伝えた。

その動画でファン・ボラは出産後、「目を覚ますと病室だった」とし、「これが思ったより、とても痛い。無痛注射を打たれたら痛くないというのに、翌日は狂ったように痛かった。誰かがナイフでお腹を裂いて、熱々の火とナイフで刺すような感覚。ずっと痛い。何か変だった」と話した。

経験談を語るファン・ボラ
(画像=「ワークトーク」)経験談を語るファン・ボラ

医療ストライキのせいで、無痛注射を受けられなかったということだ。ファン・ボラは「新郎が調べてみると、医療ストライキのせいで担当医師がいなかったそうだ。それで私がすべてを耐えていた」とし、そのせいで傷跡も大きくなったと話した。

医師協会の反論を受け、謝罪

しかし、医師協会が直ちに反論に乗り出した。

無痛注射とペインバスター(持続的に痛み止めを入れ、痛みを和らげる麻酔のようなもの)は帝王切開の手術中に施術するため、ファン・ボラが術後に医師がいなくて無痛注射を打てなかったと述べているのは、話にならない主張だという。

それと共に医師協会は「政府の医療壟断事態に対抗し、医療正常化のために医師たちが団体行動に乗り出した厳重な時局に、多数のメディアが事実関係の間違った内容を報道して医師を悪魔化し、誤った世論を煽動した」と強烈に批判した。

ファン・ボラ
(写真提供=OSEN)ファン・ボラ

実際に、今年2月20日から始まった病院専攻医専攻の集団ストライキによって、医療の“空白”が生じているなかで、6月18日には全国の医療界が集団休診を予告して憂慮をかもし出していた状況だ。

医師協会がその動画の訂正または削除を要請し、ファン・ボラもすぐに反応した。

動画を削除したファン・ボラはその後、自身のSNSを通じても謝罪した。彼女は「帝王切開の出産過程を描写していたところ、誤解が発生した部分について直接申し上げる」とし、「帝王切開後、無痛注射PCAを処方された。PCAは“自己痛み調節装置”が含まれており、病院側から詳しい使い方の案内を受けたが、手術後に余裕がなくて、認知にエラーがあった。すべての瞬間、最善を尽くしてくださった担当教授と病院関係者の方々に申し訳なく思う」と頭を下げた。

それと共に、自身が「医療ストライキのせいで」という不適切な表現を使い慎重でなかった点に対して、もう一度「混乱を与えて申し訳ない」と付け加えた。

オンライン上では「この時局に何があったのか」「私もその動画を見てびっくりした」と反応したかと思えば、「出産後、本当に気が気でなかったはずなのに本人も驚いただろう」「削除して謝ったのであまり魔女狩りに追い込むな」などの多様な反応を見せている。

なお、ファン・ボラは2022年11月に俳優キム・ヨンゴンの息子であり、ハ・ジョンウの弟であるチャ・ヒョヌ(キム・ヨンフン)と結婚し、今年5月に長男を出産した。

(記事提供=OSEN)

◇ファン・ボラ プロフィール

1983年10月2日生まれ。釜山出身。2003年にSBSの10期公開採用タレントとしてデビュー。ドラマ『マイガール』(05)、『ラブレイン』(12)、『サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~』(17)、『キム秘書はいったい、なぜ?』(18)、『ハイエナ-弁護士たちの生存ゲーム』(20)などに出演。プライベートでは10年交際した俳優キム・ヨンゴンの息子でハ・ジョンウの弟キム・ヨンフンと2022年11月6日に結婚し、翌年11月に人工授精による妊娠を発表。2024年5月23日に男児を出産した。

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