「本来の意図ではなかった」“嫌韓発言”を連発した中国人タレント、言い訳まみれの謝罪

2024年05月30日 話題

嫌韓発言で渦中の人物となった中国人タレントの張玉安(40)が謝罪の言葉を伝えた。

【写真】「韓国人は3~4代も遡れば中国人」張玉安の“嫌韓発言”

張玉安は5月29日、自身のインスタグラムを通じて中国語と韓国語で長文を公開し、「こんにちは、私は中国の遼寧省・鞍山で生まれ、韓国で10年余り勉強して働いてきた人だ。最近数日間、韓国のニュースとインターネットで私に対する報道が持続的に広がっており、心が非常に悲しい」と心境を伝えた。

まず彼は、先立ってガールズグループIVE(アイヴ)の新曲ミュージックビデオのワンシーンが万人坑(日本軍による集団虐殺地)を思い出させるなどと発言したことに関して、釈明した。

張玉安は「IVEのミュージックビデオが5月12日公開されたが、16年前の同日は中国四川省大地震が発生した日だ。(IVE側が)7月7日に香港で公演をすると言ったが、1937年7月7日は七七事変(盧溝橋事件)で、日本の中国侵略戦争の始まりであり、抗日戦争の序幕だった。このような偶然の一致が中国で話題となったため、IVEの意図と葛藤を解消する方法について知りたいと思って伝えた」と説明した。

張玉安
(写真提供=OSEN)張玉安

謝罪はしているが…

続いて「放送の一部クリップが韓国に伝えられ、5月26日に韓国の主要3つの放送会社に集中的に報道された。その日、私は仕事のために韓国に到着したが、韓国ニュースメディアの報道とオンライン上の議論により、すべてのスケジュールがキャンセルとなった」と述べた。

また、「私はライブ放送で大部分の韓国に対する意見を表明した。人々にインターネットのデマを盲信せず、実際に韓国を訪問しておいしい食べ物を楽しみ、あまり知られていない観光地を訪問しながら、韓国の革新と爽やかさを感じてみるよう勧めた」と悔しさを吐露した。

彼は「韓国メディアとインターネットは、“張玉安がライブ放送で韓国が中国文化を盗み、韓国人の先祖は皆中国人だと言った”という部分だけを抜粋して報じた。しかしこれは、戦後の文脈が省略されたもの」とし、「歴史的に両国の交流は非常に頻繁で、多くの中国人が官僚として派遣され、交流のために韓国に行ったと言及した。そのため韓国には中国系の人が多いということだ」と話した。

さらに、「中華式の韓服と韓国式の韓服について、中韓両国で多くの議論が行われている。若者たちが民族の伝統衣装に再び注目している時点で、私は今回の韓国訪問の際、中国の韓服を着て韓国の韓服と文化交流をしようとした」とし、「私、張玉安は韓国で真実を語る勇気のある人として広く知られている。しかし今回は、私の意図が伝わらなかった。皆が見て聞いた一部分に、傷をたくさん負った」と訴えた。

それと共に「この事件は私の意図から外れたものであり、私の本来の意図ではなかった。これに対して皆さんの気分を害し、時間を浪費させたという点を謝罪申し上げる」とし、「心より願うことは、隣人として共にし、互いに配慮し、地理的利点を活用してコミュニケーションし、協力することだ。より多くの対話と協力を通じて共に発展し、今後も中韓交流に少しずつ貢献していく」と強調した。

先立って張玉安はライブ配信を通じて韓国が中国文化を盗んだとし、「韓国で誰でも捕まえて確認し、3~4代を遡れば、その先祖の相当数が中国人」と主張した。

特に彼は、「私は(韓国で)中国の伝統衣装を着たい。皇帝の服などを着て、韓国の宮殿などに行って一度見て回るのだ。まるで視察に来たような感じで」とし、「韓国が私たちのものを盗んだのか、私もすごく知りたい。街頭インタビューで聞きたい。端午の節句、孔子、漢字、中国的な要素に関連するものを、すべて韓国のものと考えるか、直接聞く」などと“嫌韓発言”を連発した。

(記事提供=OSEN)

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