韓国で活動している香港の女性インフルエンサー、チョン・クムリョン（活動名：Ling Cheng）が、過去のバーニングサンでの被害を告白した。
チョン・クムリョンは最近、自身のSNSで6年前にクラブ「バーニングサン」を訪れた際の体験を明かし、当時の写真を公開した。
チョン・クムリョンは、「2018年、知人の元彼がV.Iの香港でのビジネスパートナーだったため、バーニングサンに訪問した。その日の夜、V.IはDJをしていた。ドキュメンタリーには、クラブに多くの人がいたため出てこなかったんです」として訪問時の記憶を振り返った。
彼女が言及したドキュメンタリーとは、『BBCニュースコリア』が最近公開した『バーニングサン:K-POPスターたちの秘密チャットルームを暴露した女性たちの話』だ。これにより、2019年に大問題となった“バーニングサンゲート”に再び注目が集まっている。
続いてチョン・クムリョンは、「ティッシュを投げ続けながら雰囲気を盛り上げること以外にも、黒いサングラスをかけて“おしゃぶり”をくわえていた。友達が私に、麻薬を飲むと目を白黒させながら舌を噛むと言っていた。それでサングラスをかけて、舌を噛まないためにおしゃぶりを噛むと言った」とし、「私は、なぜ警察が彼らを捕まえないのかと尋ねると、知人は当時、このようなクラブは税金をたくさん払うので、警察が目をつぶってくれると話した」と暴露した。
それとともに、「私たちが途中でカウンターに行ってシャンパンを一杯ずつ飲んだら、意識が切れた。普段より多く飲んだわけではないのに、異常に早く酔った」として、「幸い、友人と元彼が異常に気づき、直ちに私を連れてきた。警察に“酒に薬を入れられたようだ”と通報した。私の経験を通じて、大衆に警戒心を悟らせたい」と述べた。彼女は暴露文とともに、バーニングサンに実際に足を運んだ証拠としてVVIP（Very Very Important Person）ブレスレットの着用写真も公開している。
先立ってBBCニュースコリアは5月19日、韓国社会を震撼させた“バーニングサン事件”を取り上げたドキュメンタリー「バーニングサン：K-POPスターたちの秘密トークルームを暴露した女性たちの話」を公開した。
そのドキュメンタリーには、2019年に社会的に大きな波紋を呼んだバーニングサン事件の報道と関連した人々の話が収められたのだが、その映像に注目が集まると、自然とバーニングサン事件にかかわったスターたちの近況にも関心が集中している。
（写真提供＝OSEN）
◇V.I プロフィール
1990年12月12日生まれ、本名イ・スンヒョン。韓国では「スンリ」の活動名で知られる。2006年8月、BIGBANGの“末っ子”としてデビュー。数多くのヒット曲で、K-POPの最前線を駆け抜けた。またバラエティ番組にも出演してタレントとしても人気を博し、様々な事業まで展開した。2018～2019年に韓国社会を震撼させた“バーニングサン事件”の中心人物とされ、2019年3月に芸能界からの引退を宣言。性売買斡旋や横領、海外遠征賭博などの容疑で2022年5月、懲役1年6カ月の実刑が確定した。2023年2月に出所している。
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