仮想通貨の詐欺疑惑が浮上しているユーチューバーのOking(本名オ・ビョンミン)の議論が収束しない。
先立ってOkingは5月24日、詐欺疑惑が提起されてから初めてライブ配信を行った。2時間ほどの配信で彼は、「法的な問題がないからといって道義的な問題もないと申し上げているわけではない。理由がどうであれ、視聴者の方々に嘘をついたので、口が十個でも足りない」と謝罪した。
しかし配信直後、仮想通貨の詐欺疑惑のWINNERZ社の前代表、チェ・スンジョンがOkingと交わしたメッセージを公開し、追加の暴露を続けた。
チェ・スンジョンは「OkingがWINNERZを詐欺にしてしまった」とし、「Okingは復帰して単純にお金を稼ぐためにWINNERZを攻撃しているのではない」と話した。続けて「Oking、お前は復帰も重要で、違約金のために急を要することもわかるが、またWINNERZの悪口を言って、私を踏みつけながら復帰するということは、本当に人間のゴミにも劣る××」などと、人身攻撃ともいえる発言をした。
最終的にOkingは5月27日、ライブ配信を行った。
彼は「6年間、私が皆さんにお見せしてきた姿が本当に自分の姿だったと思ったが、そうではなかったようだ」とし、「本当に面目がない。私はただ一番大きく憂慮された法的なことだけ弁明できればいいと考えたようだ。それが問題ではなかったのに、とても申し訳ない」と嗚咽しながら謝罪を伝えた。
続けて「とても申し訳なく、今は本当にどうすればいいのかわからない」とし、「私のせいで、罪人の家族になる、同じ荷物を背負わなければならない私の妹にも申し訳ない。どうか私のせいで私の周辺の人々、そして私の両親がもう痛がらないでほしい」と極端な言葉を吐き出したりもした。
その後、彼はまともに呼吸ができない姿など不安定な様子を見せたが、その時、Okingの妹であるユーチューバーのOqueen(本名オ・ヘリン)がドアを開けて警察と入ってきた。
彼女は兄のズボンをつかんで嗚咽し、「助けてください。オッパ(お兄さん)、私がどうやって耐えたか」と口にした。そしてOkingが「配信をちょっと消してほしい」と話し、警察がパソコンの電源を切る姿が収められて注目を集めた。
警察が入ってきた理由は明らかになっていない。
謝罪配信をしたが、世論の反応は冷めている。とあるユーザーは「嗚咽しているのになんで涙が流れないのか」と書いた。また「演技が本当に下手だ」「12分間も泣く演技をするとは」といった反応もあった。
なおOkingは最近、仮想通貨の詐欺疑惑に包まれたWINNERZの理事に登記されていた事実が後になって注目され、渦中の人物となった。
これに対してOkingは、自分も被害者だと主張。WINNERZ側を特定経済犯罪加重処罰などに関する法律違反(詐欺)や強要罪で警察に告訴した。
(記事提供=OSEN)
■「がん闘病中」と嘘をついた韓国歌手、突然この世を去る「私は駄目でしたね」
前へ
次へ