韓国の最大手芸能事務所HYBEがNewJeansの所属事務所で傘下レーベルでもあるADORの“新しい経営陣”ついて、立場を伝えた。
【写真】NewJeans、ステージ上では内紛の影響感じさせず
5月23日、HYBEは公式立場を発表し、「ADORの登記上の代表取締役は、まだ決まっていない」と伝えた。
同日午前、投資銀行(IB)業界の話とし、HYBEのイ・ジェサンCSO(最高戦略責任者)、キム・ジュヨンCHRO(最高人事責任者)、イ・ギョンジュンCFO(最高財務責任者)などが、ADORの新しい取締役陣として取り上げられているという報道が相次いだ。
これは来る5月31日に開催されるADORの臨時株主総会で、現在のミン・ヒジン代表や取締役陣が解任された後の経営陣に関する噂が広がった影響だ。
さらにはガールズグループNewJeansをはじめとするADORの業務を、HYBEの他の傘下レーベルが引き受ける可能性まで提起された。
しかしHYBEは公式立場を通じて「他のレーベルが制作を担当するという内容も事実ではない」と否定し、現在までに決まったことはないとの立場を知らせた。
なおHYBEはADORの持分80%を保有しているため、臨時株主総会を通じて単独でミン・ヒジン代表らの解任案を通過させることができる。
それに対抗してミン・ヒジン代表側は、臨時株主総会でHYBEがミン・ヒジン代表解任案の議決権を行使できないようにしてほしいという内容の議決権行使禁止仮処分申請を裁判所に提出した。
近く下される裁判所の判断で、状況が大きく変わる可能性がある。
HYBEの公式立場全文は、以下の通り。
◇
HYBEからお知らせいたします。
ADOR経営陣の構成に対する報道が拡散されているため、説明いたします。
ADORの登記上の代表取締役は、まだ決まっていません。
他のレーベルが制作を担当するという内容も事実ではありません。
取締役候補3人の役割と範囲、組織の安定化および支援策などは決定次第、公表する予定です。
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