ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』などで知られる俳優カン・テオの除隊後復帰作が正式に確定した。
tvN新ドラマ『ジャガイモ研究所』(原題)がカン・テオ、女優イ・ソンビンのキャスティングを確定し、本格的な撮影に突入する。
『ジャガイモ研究所』は、山の谷間にあるジャガイモ研究所を背景に繰り広げられる“くだらないけどクセになる”ロマンチックコメディ。両極端とも言える2人の男女が、焼いて、揚げて、茹でるような熱いロマンスを通じて、ユーモアな笑いと風変わりなときめきを醸し出す。
『新米史官ク・ヘリョン』『ソロモンの偽証』など、さまざまなジャンルの作品を通じて多彩な感性を披露するカン・イルス監督とキム・ホス作家が再び手を組み、一風変わったロマンチックコメディを演出する。
何より、カン・テオとイ・ソンビンがそれぞれ演じる役柄はドラマファン必見だ。
イ・ソンビンはジャガイモに狂った研究員キム・ミギョン役を引き受け、“人生キャラクター(人々の印象に残るキャラクター)”更新に挑む。
大胆で気さくな性格のキム・ミギョンは、一見すると町内の無職のように見えるが、実際にはジャガイモ研究に全身全霊を注ぐ“ジャガイモ研究ガチ勢”12年目の会社員だ。
ジャガイモのように単純で純粋に人生を築き上げていた彼女は、自身の戦闘力を刺激するソ・ベクホ(演者カン・テオ)と出会い、驚きの激変を迎える。
独特な演技力でキャラクターの魅力を最大限引き出すことができるイ・ソンビンは、『ジャガイモ研究所』出演決定に際し「久しぶりにtvNドラマとともにすることができて本当に嬉しくて幸せで、新しい姿を視聴者の方々にお見せできることにワクワクしている。一生懸命準備して良い姿をお見せしたい」と伝え、期待感を高めた。
一方、カン・テオは『ジャガイモ研究所』が“除隊後復帰作”である点に注目が集まっている。カン・テオは2022年9月20日に入隊し、1年6カ月間の陸軍服務を経て今年3月19日に満期除隊した。
カン・テオが引き受けるソ・ベクホ役は、MBTI(性格診断)がまるで「SEXY」であるような、致命的な魅力を醸すキャラクターだ。
誰もが初恋が思い浮かべるような明るい笑顔の持ち主だが、本当の姿は人情味などまるでない“資本主義の死神”。ある日突然、山の谷間のジャガイモ研究所に姿を現すと、キム・ミギョンと所構わずいがみ合い、火花を散らし合う。
カン・テオは「除隊後初の作品なので少し緊張もするが、良い作品を通じて視聴者とファンの方々に会えるようになり、ワクワクする気持ちがさらに大きい。待ってくださった分、一生懸命、そして楽しく撮影するので、『ジャガイモ研究所』に多くの関心と期待をお願いする」と意気込みを伝えた。
日本でも絶大な人気を巻き起こした『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』を通じて“国民的スイート男”と呼ばれ、大きな愛を受けたカン・テオが、『ジャガイモ研究所』でいかにして視聴者のハートを掴むのか、現時点で公開が待ち遠しい。
なお、tvN新ドラマ『ジャガイモ研究所』は韓国で2025年上半期放送予定だ。
◇カン・テオ プロフィール
1994年6月20日生まれ。2013年のウェブドラマ『放課後のくじ引き』でデビューし、ドラマ『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』『それでも僕らは走り続ける』などで多様なキャラクターを演じて知名度を上げた。2022年のドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』でウ・ヨンウを支える法律事務所の職員イ・ジュノを熱演し、多くの愛を受けた。2022年9月20日に入隊し、1年6カ月間の陸軍服務を経て2024年3月19日に満期除隊。
◇イ・ソンビン プロフィール
1994年1月7日生まれ。本名イ・ジンギョン。学生時代はアイドル練習生で、2011年10月にガールズグループ「JQT」新メンバーに合流するも、2012年2月にグループが解散した経歴を持つ。女優としては2016年のドラマ『カフェ・アントワーヌの秘密』でデビュー。主な出演作にドラマ『スケッチ~神が予告した未来~』『偉大なショー~恋も公約も守ります!~』『番外捜査』『酒飲みな都会の女たち』『少年時代』、映画『ノンストップ』『ミッション:ポッシブル』『空気殺人~TOXIC~』など。2018年12月、9歳年上の俳優イ・グァンスとの熱愛を認め、現在も交際を続けている。
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