Netflixでも配信中の人気ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』(ENA)で、シンドローム級の人気を博し、「国民の寂しがる男」というニックネームまでできた俳優カン・テオがファンに寂しさを残したまま、本日(9月20日)入隊する。
ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』(以下、『ウ・ヨンウ』)で愛されたカン・テオは9月20日13時頃、忠清北道・曽坪(チュンピョン)郡に位置する第37師団の新兵教育隊に入隊した。ファンの歓声の浴びながら到着したカン・テオは、「気分がすごく変な感じだ。(ファンの携帯電話を見て)見慣れたスマホリングもあるね」と明るく挨拶をした。
彼は「遠くまで来てくださった方々に感謝する。多くの愛と関心、祝福に包まれながら行けることが光栄だ。国防の義務を果たしながら、もっと成熟した大人な姿で戻ってくる」と入隊前の感想を伝えた。
続いて今、思い浮かぶ食べ物があるのかという質問に「スケトウダラの煮つけを食べてきた」と話し「今、思い浮かぶのは水冷麺だ。涼しく食べて、涼しく行ってくる」と答えた。
入所現場にカン・テオを応援しようと集まったファンたちは「うちのテオ、しっかり使って美しく返してください」「除隊したら私たち一生離れません」などのコメントが書かれたバナーを準備して待っていた。同日、現場を訪れたあるファンは、「こんなに良い時期に(軍隊に)行くことになって心が本当に痛かった。俳優(カン・テオ)がかっこよく行ってくると言うように、私も応援したいと思う」と残念な気持ちを吐露した。
カン・テオは2013年のウェブドラマ『放課後のくじ引き』でデビューし、『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』『それでも僕らは走り続ける』などで多様なキャラクターを演じ知名度を上げた。最近『ウ・ヨンウ』を通じて“寂しい男”というニックネームまで得て一躍人気スターに。さらに、ユイル、ソ・ガンジュン、コンミョン、イ・テファンなどFantagio所属の俳優たちで構成されたグループ「5urprise(サプライズ)」のメンバーでもある。
カン・テオは該当新兵教育隊で基礎軍事訓練を終えた後、18カ月間にわたって現役で服務する予定だ。“寂しがる男”の軍入隊で残念がるファンに、彼は「私をたくさん愛してくれるファンの皆さん、ナニズ(ファンクラブ名)にとても感謝しているし、十分すぎるほどの愛を頂いている。これからももっと努力していく。少しの間、空白期ができてしまうが、もっと大人になって戻ってくるので待っていてほしい」とファンを励ました。
現場にいたファンは「なにしろやってきた作品ごとに同じ人とは思えないほどの変化を見せてくれた。軍生活の中でも同僚たちと仲良く過ごしながら、より良い経験を積むことを願う。今回の経験がこれからの演技活動にも役に立つことを期待している」とし、「(先立ってカン・テオが)カリスマ性のある役や悪役など様々な役をしてみたいと話していた通り、復帰後は多彩な演技を見せて欲しい」と話し、「映画だけでなく、ドラマにも出演して私たちをドキドキさせてほしい」と付け加え笑いを誘った。
カン・テオの本当の全盛期はまだ来ていない。
多様な作品活動を通じて演技力を立証してきた彼には、まだ見せる姿がたくさん残っている。軍服務後、一層成熟して戻ってくる彼の活動がさらに期待感が高まる。
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