NewJeansの所属事務所として知られるADORのミン・ヒジン代表がHYBEを相手に出した、議決権行使禁止仮処分申請の審問期日が決まった。
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5月8日、とある韓国メディアの報道によると、ソウル中央地方裁判所・第50民事部(ナ)は、来る5月17日にミン・ヒジン代表がHYBEを相手に提起した議決権行使禁止仮処分訴訟の審問期日を開く。
これに先立ってADORの理事陣は、5月10日午前にソウルで理事会を開く予定と知らせた。今回の理事会における議案は、臨時株主総会招集の件だ。
もし5月10日に臨時株主総会を開くことが決まれば、5月27~30日に臨時株主総会が開かれる。親会社であるHYBEがADORの持分80%を保有しているだけに、臨時株主総会が開かれれば、HYBEがすでに要請したようにミン・ヒジン代表の解任は確実といえる。
しかし5月7日午後、ミン・ヒジン代表がHYBEを相手に、臨時株主総会で自身の解任案に対してHYBEが議決権を行使できないようにしてほしいとソウル中央地裁に議決権行使禁止仮処分申請を出したことで、HYBEの計画に不確定要素が生じた。
ADOR側は「HYBEがミン・ヒジン代表に対する解任案件で臨時株主総会を請求したが、これはミン代表と締結した株主間契約(勤続期間5年)に違反したもの」とし、「ADOR所属アーティストとADORの企業価値を守るために、議決権行使禁止仮処分申請をすることになった」と説明した。
裁判所がミン・ヒジン代表の議決権行使禁止仮処分申請を受け入れた場合、今回の臨時株主総会招集自体が事実上、無意味となる。HYBEが臨時株主総会でミン・ヒジン代表を解任することができなくなり、そうなれば当分の間、“葛藤を抱えたままの同行”が続くことになる。
“NewJeansの母親”と呼ばれるミン・ヒジン代表が解任することになれば、5月24日のカムバックや来る6月の日本正式デビューを控えたNewJeansへの影響も必至だ。HYBEとミン・ヒジン代表の対立に多くの注目が集まっている。
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