全国公開中の韓国映画『パラサイト 半地下の家族』(以下、『パラサイト』)が、北米で大きな反響を呼んでいる。
映画の興行成績を分析するアメリカのサイト「Box Office Mojo」によると、1月26日時点の上映館数は1060館、売上は3091万2648ドル(約34億円)と集計された。
ニューヨークとロサンゼルスのわずか3館で先行公開された以降、最高記録である。
この記録は、北米で公開された韓国映画の中で最も高く、外国語映画の中では7番目の興行成績となる。
公開から100日が経過し、一時期は上映館数が620館まで減っていたした『パラサイト』だが、1月5日に発表された「第77回ゴールデン・グローブ賞」外国語映画賞の受賞と共に上映館数が急激に増えた格好だ。
来る2月9日に開催される「第92回アカデミー賞」では作品賞、監督賞、脚本賞、美術賞、編集賞、国際長編映画賞の6部門にノミネートされているため、今も映画館へ足を運ぶ観客が絶えない状況という。
『パラサイト』の盛り上がりはアカデミー賞での受賞有無にかかわらず、しばらく続く見込みだ。
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