“90分ビンタ”“トイレのドアにキック”!? 校内暴力疑惑で作品にも影響…韓国作家も「気が狂いそう」

2024年04月05日 話題

その暴露文は疑惑なのか、事実なのか。

【注目】被害者は全治4週間…ソン・ハユンに追加の暴露

期待作としてあげられ、あとは撮影や公開だけを控えていた作品が主演俳優たちの校内暴力疑惑で危うい状況だ。

最近、韓国のあるオンラインコミュニティには、女優チョン・ジョンソに関するいじめの暴露文が掲載された。

作成者のA氏は「ことあるごとに誰かの体操服や制服を盗んだり奪ったりして、その子が渡さなかったら暴言を吐き、“いじめの対象”にしていた。私も一時、体操服を渡さなかったことで、B氏に“狂ったXXX”と言われながら学校に通った。トイレまで追いかけてきてドアを足で蹴られた。静かになれば出たりもした」として「本当にB氏の顔を見ただけであの時が思い出され、悲しくて他のことが手につかない。勇気を出して再び投稿する」とチョン・ジョンソの「校内暴力」を訴えた。

その後、該当文は一気にネット上で広がり話題に。

チョン・ジョンソ
(写真提供=OSEN)チョン・ジョンソ

所属事務所は4月4日「当社は(オンライン)コミュニティに掲載された文を確認した直後、俳優本人と周辺知人たちを通じて事実関係を綿密にチェックし、当該文で主張することは全く事実ではないことを確認した」とし「推測性の投稿や悪意的なコメントが無分別に作成・拡散されており、俳優本人と周辺の方々に深刻な精神的被害を与えているため、デマ流布に対して強力に対応しようと思う。法務法人を通じて、俳優を保護するために必要な法的措置を取る予定」と公式立場を伝えた。

所属事務所の対応とは別に、チョン・ジョンソが主演を務める次回作『于氏王后』(原題、TVING)の公開可否に対する関心が集まった。

俳優キム・ムヨル、チ・チャンウク、チョン・ユミ、イ・スヒョク、パク・ジファンなどの出演も決定し、チョン・ジョンソが時代劇に初挑戦すると話題だった本作。TVING側は、本サイト提携メディア『OSEN』を通じて「本来『于氏王后』は今年のTVINGの下半期公開ラインナップにあったが、公開時期は正確に決まっていなかった」として「依然として今年下半期公開予定であり、具体的な公開時期は議論中」と答えている。

ドラマ原作者も「気が狂いそう」

同時期に「校内暴力」疑惑に包まれた女優ソン・ハユンもやはり、次回作『チジルの歴史』(原題)の公開日程に赤信号が灯った。

キム・プンが書いた同名ウェブトゥーンを原作としたドラマ『チジルの歴史』は、キム・プンが台本を書き、映画『コンフィデンシャル/共助』、Netflix『キングダム』を演出したキム・ソンフン監督が演出を務め、期待を集めた。

製作会社は当時、校内暴力疑惑があった俳優チョ・ビョンギュをキャスティングした。校内暴力疑惑が浮上している俳優が出演するというリスクを抱えたまま撮影を行い、すべての撮影を終えた。そして編成だけを待っていたが、撮影終了から約2年、決まっていなかった。これまでチョ・ビョンギュは悔しさを訴えってきたが、依然として「校内暴力」疑惑のレッテルがついて回ったからだ。

時間が流れ、編成に対する期待感が高まっていたが、次はソン・ハユンが校内暴力疑惑に包まれ最悪の状況を迎えた。

4月1日に放送された時事番組『事件班長』(原題、JTBC)で、圧巻の悪役演技で注目を集めた女優S氏に対する校内暴力疑惑を提起し、ソン・ハユンのSNSの写真を使用したのだ。

情報提供者は2004年の高校在学当時、「ソン・ハユンに理由もわからないまま90分間もビンタされた」と主張。

ソン・ハユン
(写真提供=OSEN)ソン・ハユン

これに対し、ソン・ハユンの所属事務所は「俳優に事実を確認した結果、情報提供者とは一切面識もなく該当内容すべてが事実ではないことを確認した」「本件に対する事実関係の確認および法務法人を通じた法律検討を通じて、情報提供者に対する民刑事上の措置およびJTBC『事件班長』に対する放送禁止仮処分など必要なすべての措置を考慮している」等の立場を伝えたが、『チジルの歴史』が危機に陥っている。

原作者であり、台本も担当したキム・プンは、SNSを通じて「気が狂いそうだ」という反応を見せたなか、『チジルの歴史』側は「そもそも公開、編成が決まっていない。最初から未定の状態だ」と立場を伝えた。

3年間公開できていない作品もある。

2021年2月、とあるオンラインコミュニティには「俳優キム・ドンヒが中学校時代に障害のある友人を日常的にいじめていた」という暴露文が掲載された。 所属事務所NPOエンターテインメントは「事実無根」という立場を明らかにし、強力な法的措置を予告した。

キム・ドンヒ
(写真提供=OSEN)キム・ドンヒ

その後、キム・ドンヒは所属事務所を通じて校内暴力の論難に対してすぐに否定し、投稿者を名誉毀損の疑いで告訴した。10カ月が過ぎた後、キム・ドンヒの法律代理人を引き受けた法務法人は「事実の有無を把握しようと長い時間努力したが、被害者が嫌疑なしの処分を受けた」と明らかにした。

しかし2022年1月、結局キム・ドンヒは校内暴力の加害事実を一部認めた。

所属事務所を通じて「その方々に傷が残っていたことに気付けなかった。書き込みが掲載されたあと、すぐにその友達に謝罪をしたかった。だが、虚偽の部分もあったので、謝罪をしたらすべて認めてしまうようで怖かった。事実ではない部分については、この1年間ずっと訂正したかった」と頭を下げた。

その後、約1年間の自粛期間に入ったキム・ドンヒ。校内暴力の議論が上がる前に撮影を終えた映画『幽霊』は昨年1月に公開された。ただし、亡くなったキム・ヒョンシクさんとユ・ジェハさんの物語を描いた映画『あなたと私の季節』(ともに原題)は2021年に撮影を終えたが、ユ・ジェハ役を引き受けた俳優キム・ドンヒの校内暴力問題で今も公開日が伝えられていない。

校内暴力疑惑が浮上し困惑するのは俳優だけではない。その疑惑のせいで作品も被害を被っている状況だ。

(記事提供=OSEN)

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