春が訪れようとしているなか、破局、破談、離婚など、韓国芸能界では苦々しいニュースが一斉に飛び交っている。まるで花粉のように。
【画像】韓国女優、夫の浮気ストレスを演技で発散か…鬼のような顔
韓国芸能界では毎年11月に事件・事故が発生するジンクス・都市伝説を、「11月怪談」と言う。だが、今年は3月も追加されなければならないのではないかという声が上がっている。
直近1カ月で離婚が発表された芸能界の夫婦は5組だ。昨年の離婚夫婦が計15組だったため、今年は過去最大級の数値に達する兆しが見られる。
2月22日のファン・ジョンウムを皮切りに、BEN、ソ・イニョン、ホ・ドンウォン、イ・ボムス、イ・ユンジン夫妻が相次いで離婚を選択。まだ離婚調停期間中の夫婦もいれば、すでに結婚生活に終止符を打った夫婦もいる。
特に、今年の離婚夫婦の特徴は、夫に“有責事由”があると見るスターたちが、これ以上我慢しないと表明する点だと言える。
代表的なのがファン・ジョンウムだ。彼女は離婚が伝えられる前日、SNSで夫の写真を多数公開していた。当時はハッキングも疑われたが、ファン・ジョンウム本人がアップロードしたことが確認された。
その後、離婚の便りが知らされると、夫に“恥をかかせるために”投稿していたことが判明。ファン・ジョンウムは「お金も私の方が1000倍は稼いでいるのに、浮気するなら私がしないと」「離婚して楽しんでほしい」「私に何の罪だ」と、悪質コメントを寄せるネットユーザーとの舌戦も避けなかった。
女優イ・ユンジンも夫のイ・ボムスを攻撃している。結婚14年目にして離婚を選択したイ・ユンジンは協議離婚を要求したが、円満な協議ができず、昨年末に離婚調停を申請した。
3月18日、初めての離婚調停期日が開かれたが、イ・ボムス側は参加しなかったと知られたなか、イ・ユンジンは「他のすべてのことよりも、罪を犯しても、恥ずかしいことをしても、赤くなることを知らないその厚かましい面構えは何だ?」という文とともに、「不参加」「回避」「口の利き方」という単語でイ・ボムスを攻撃したのだった。
続いて破談のニュースも伝えられた。ユーチューバーのGAMST(ガムスト)とDDUBAB(トゥパプ)が結婚を3カ月後に控えた3月7日、突如別れを発表。2人は交際の過程で互いに合わない部分があったとし、“育ってきた環境が違うから”と別れを発表した。直前までウェディングフォトを公開するなど、まさに幸せの絶頂というタイミングだっただけに残念さは否めなかった。
そのほか、破局報道もある。恋愛番組を通じて出会い、実際の恋人に発展した人たちが破局を避けられなかったという点で残念な気持ちを醸し出す。『恋愛の味3』を通じて出会ったチョン・ジュンとキム・ユジ、『リーダーの恋愛』を通じて会ったキム・フンスとムン・ヤエルが関係を整理したと報じられている。
2023年11月に劣らないニュースが2024年3月にも続いている。まだ1週間ほど残っている状況のため、“駆け込み別れ”が発表される可能性もあるだろう。
暖かい春に向かう最後の関門と思われがた、まだまだ寒さは続きそうだ。
(記事提供=OSEN)
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