韓国の大ヒット映画を“無理矢理”中傷する中国人に、名物教授が厳しく忠告した。
今回、槍玉にあげられているのは、風水地理と巫俗信仰をテーマにしたオカルトスリラー映画『破墓』(原題)だ。日本の声優・小山力也も出演している本作は、2月22日に韓国で封切られ、3月11日までの累計観客動員数は817万人に到達。世界133カ国での公開も確定している。
そんな大ヒット作品を、中国人たちがSNS上でバカにし始めたのだ。
中国のあるネチズンはSNSで「中国では顔に文を書いたり刻む行為が非常に侮辱的で屈辱的な行為」として、「韓国人が顔によく知っているかもわからない漢字を書くというのが本当に滑稽だ。韓国人が思うかっこいい行動を中国人が見ると、本当に面白い」と嘲弄。この投稿が600万回の再生回数を記録し、関心を集めている。
これに、誠信(ソンシン)女子大学のソ・ギョンドク教授が怒りを表出。13日にはSNSで、「直近数年間、韓国ドラマや映画が世界から大きな注目を受けているため、中国ネット民の劣等感が日増しに大きくなっている様子」とし、「健全な批判は良い。しかし、中国のネット民に一つ忠告したいことは、これからはKコンテンツを盗み見しないでほしい」と指摘した。
続けて、「今まで『イカゲーム』『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』など、人気コンテンツを違法ダウンロードして盗むことが習慣化してしまった」として、「俳優たちの肖像権を自由に使い、偽物のグッズを作って販売し、収益構造を作った。何よりも、(コンテンツを)密かに盗み見し、堂々と評点までつけることまで行ってきた。Kコンテンツについてあれこれと考えるのではなく、他国の文化に対する尊重をまず学べ」と一喝した。
■【画像】「国に帰れ」“韓国式の挨拶”をしなかった中国人メンバーに批判殺到
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