第2章に突入したBLACKPINKのメンバーたちが個人レーベルを設立し、新たなスタートを予告した。
今年でデビュー8年目を迎えたBLACKPINKが、本格的な独り立ちを始めた。メンバーの4人は昨年12月、所属事務所YGエンターテインメントとグループ活動の再契約を締結した。
ただし個別活動に関しては契約せず、メンバーたちはそれぞれ独り立ちすることを発表した。
まず、ジェニーが母親と一緒に個人レーベル「ODD ATELIER」を立ち上げた。
ジェニーは「私の新しい挑戦とBLACKPINK、共に多くの愛をお願いする」として活発な国内活動を予告。実際に、ジェニーは1月5日、KBS2『THE SEASONS-イ・ヒョリのレッドカーペット』の初回ゲストとして出演して話題を集め、2024年のフルアルバムリリース計画を明らかにした。
さらに2月23日から初回放送されるtvNバラエティ番組『アパートメント404』を通じて、放送活動にも拍車をかける。
またメンバーのジスは、実の兄が代表を務めて運営する乳幼児健康機能食品ブランド「Biomom」が作ったレーベル「Blissoo」で個人活動を開始する。当分、ジスは演技活動に集中する計画だ。
ジスは映画『全知的な読者の視点から』で戻ってくる予定。同名の人気ウェブ小説を原作にした『全知的な読者の視点から』は、ある日、自分が読んでいた小説の内容通りに変わってしまった世界で、主人公のキム・ドクジャが世界を救おうとすることから繰り広げられる物語を描く。
ジスのスクリーンデビューであり、JTBC『スノードロップ』以来、約2年ぶりの次回作で視線を集める。またドラマ『インフルエンザ』の出演を確定し、俳優としての活動を続ける方針だ。
ジェニーと同じく、リサも個人レーベル「LLOUD」を設立した。LVMHグループ3世であるフレデリック・アルノーとの熱愛説が浮上するなど、世界的に大きな影響力を誇ったリサは、BLACKPINKメンバーの中でも個別活動に最も大きな関心が集まった。
リサは当分、海外活動に力を入れるものと見られる。実際に、昨年はフランス・パリで開かれたキャバレー「クレイジー・ホース」のショーに出演し、今年1月にはチャリティー公演「イエローピースガラ」に参加してフィナーレの舞台を飾ったりもした。
最近では、HBOヒットシリーズである『ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル』のシーズン3に出演することも決まった。さらに米人気ドラマ『ウォーキング・デッド』のスピンオフシリーズに出演するという説も出ており、しばらくは故郷・タイを含む海外活動に力を入れる見通しだ。
メンバーの中で唯一、今後について明らかになっていなかったロゼだが、2月11日、自身の誕生日を迎えて自作曲を短く公開した。
最近、ロゼがスタジオ録音室の現場写真を公開したことに続き、海外の有名音楽プロデューサーたちもロゼのアカウントをフォローし、独り立ちを期待させた。ロゼは自作曲を公開後、ファンに「皆さん、私のファンクラブの名前をつけてください」と新たな活動を予告したりもした。
各自の人生に乗り出したBLACKPINKメンバーの歩みに、大衆の耳目が集中している。2016年デビュー後、グローバルな活躍を繰り広げたBLACKPINKは、K-POPを代表するガールズグループになった。
そんなBLACKPINKが今、各自の場所で“第2章”を準備している。ただ活発な個別活動とは異なり、BLACKPINKのグループ活動に対する計画は何も知らされておらず、ファンに残念な気持ちを残す。
ある業界関係者は「BLACKPINKは8年目を迎えたが、ワールドツアーなどの海外活動が大部分なので、韓国のファンに会う機会が多くなかった」とし、「今年は個別活動を通じて、さらにさまざまな姿で大衆に親しく近づくと期待されている」と話した。
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