2024年2月のK-POP界は女性アーティストに注目だ。
ソロ、グループ問わず、人気女性アーティストが多数カムバックする今月。IUからTWICE、LE SSERAFIMらが、チャートの覇権を狙って続々と新曲をリリースする。
IUに続いてソロ歌手が相次いでカムバック
2月のラインナップで最も期待を集めるのは、やはり“歌姫”IUだ。20日リリースの6thミニアルバム『The Winning』は、2021年のミニアルバム『Pieces』以来、約2年ぶりとなる作品だ
先立って1月24日に先行公開された収録曲『Love wins all』は、リリースからわずか1時間で韓国最大音源サイトMelonの「トップ100」1位に。またMVは映画『コンクリート・ユートピア』をオム・テファ監督が手掛け、BTS・Vと共演したMVも話題となった。
IUと同日には、MAMAMOOのムンビョルがデビュー9年8カ月目にして、初のソロフルアルバムを世に放つ。『Starlit of Muse』は夜空を彩る星の光のように、“明るく輝くソロアーティスト”としての魅力が盛り込まれる。このほかにも、Red Velvetのウェンディも2月リリースを目標に、3年ぶりのソロアルバムを準備中だ。
2月のカムバックのもう一つの注目ポイントは、ガールズグループのカムバックだ。第3世代から第5世代まで、各世代を代表する人気アーティストが一斉に登場する。
TWICEは23日、13thミニアルバム『With YOU-th』を発表。2日には『I GOT YOU』を先行公開しており、予熱は充分だ。『With YOU-th』は昨年の『READY TO BE』以来、約1年ぶりの“完全体”アルバムでもある。
続いて第4世代を代表するLE SSERAFIMも、19日にカムバックを控えている。3rdミニアルバム『EASY』は、堂々とした姿の裏に存在する不安と悩みについて、率直に伝えるというコンセプト。リリースに先駆けて公開されているトレーラー映像では、衝撃の“パンツレスルック”で大きな話題を集めた。
そしてLE SSERAFIMに継ぐ第5世代からは、YGのBABYMONSTERが登板。先輩たちに先駆けて、1日に先行公開シングル『Stuck In The Middle』をリリースしている。
昨年11月にデビューしたばかりのBABYMONSTERは、デビュー曲『BATTER UP』がユーチューブで2億回再生を達成。これは歴代K-POPグループのデビュー曲としては最速ということもあり、彼女たちへの関心度が伺える。4月1日にはデビュー前に離脱していたアヒョンが復帰し、“真のBABYMONSTER”として本格的な活動を展開する。
ある音楽業界の界関係者は、「JYPのTWICE、HYBEのLE SSERAFIM、YGのBABYMONSTERと、各事務所の自尊心をかけた対決はもちろん、第3世代から第5世代まで各世代を代表するアーティストたちが、どんな音楽で新たなブームを巻き起こすのかに注目が集まる」と話す。
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