1月6日(日本時間)にアメリカで開催された『第77回ゴールデン・グローブ賞』で、ポン・ジュノ監督の映画『パラサイト 半地下の家族』が外国語映画賞を受賞した。
『Les misérables』(原題/ラジ・リ監督の2019年作)、『Portrait of a Lady on Fire』(原題)、『Pain and Glory』(原題)などの作品がノミネートされた中での快挙となった。
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この日の授賞式にはポン監督をはじめ、主演キャストのソン・ガンホ、チョ・ヨジョン、イ・ジョンウンが出席した。
トロフィーを受け取ったポン監督は、「字幕という1インチの壁を乗り越えられたら、皆さんはもっとたくさんの映画を楽しめる。素敵な作品たちと候補に挙がったので、それ自体が光栄だ」と感想を述べた。
ゴールデン・グローブ賞は、ハリウッド外国人映画記者協会(HFPA)が主催する映画界最高峰のアワードの1つで、「アカデミー賞」の前哨戦とも言われる。
俳優ソン・ガンホが主演する『パラサイト』は、『第72回カンヌ国際映画祭』コンペティション部門で最高賞のパルムドールを受賞。日本では来る1月10日(金)に全国公開。
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