BIGBANGは事実上「解散」だが…G-DRAGON、グローバル活動の本格始動で急上昇する期待感

2024年01月15日 話題 #BIGBANG

BIGBANGが事実上の解散とされるなか、歌手のG-DRAGONがグローバルな歩みに始動をかけた。

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G-DRAGONと新しい所属事務所ギャラクシーコーポレーションの今回のラスベガス行きは、麻薬疑惑を払拭してからの初公式活動で、彼らの一挙手一投足が話題になっている。

G-DRAGONは去る1月9日(現地時間)、米ラスベガスで行われた世界最大級の家電・IT展示会「CES 2024」に参加し、サムスン電子やLG電子、HD現代、SK、ロッテ情報通信などの韓国ブースをはじめ、展示会を順に見学する姿が捉えられた。

今年上半期に新アルバムでのカムバックを予告しただけに、今回のラスベガス行きがグローバル音楽活動を本格化する出発点として活用されるものと見られる。

麻薬容疑を晴らしたG-DRAGON

G-DRAGONは、「CES 2024」に参加した所属事務所ギャラクシーコーポレーションと同行する方式でCESを訪れたと知られた。彼は昨年12月、人工知能(AI)、メタバースなどを扱うギャラクシーコーポレーションと専属契約を結んだ。

G-DRAGON
(写真提供=YONHAP NEWS/アフロ)LG電子のブースを訪問するG-DRAGON(中央)

G-DRAGONの今回の訪問は麻薬容疑を晴らしてから初めての公式日程ということで、さらに話題になった。

彼は韓国ブースを訪れ、人工知能ロボットを観覧し、VR搭乗体験をしたりもした。G-DRAGONは取材陣に「人工知能を学びに来た」と話し、ギャラクシーコーポレーション側はG-DRAGONの「CES 2024」参加日程と関連して「G-DRAGONが人工知能、メタバース関連の関心が高い」と伝えた。

HD現代チョン・ギソン副会長、ロッテグループ会長の長男シン・ユヨル専務など、大企業のオーナー3世たちとの親交も多くの関心を集めた。G-DRAGONは「CES 2024」参観後、チョン副会長、シン専務と一緒にワインを添えた食事の席を持った。チョン副会長は、峨山財団チョン・モンジュン理事長の長男。チョン専務はロッテグループであるシン・ドンビン会長の長男だ。

今回の会合は、G-DRAGONから働きかけて実現したとも伝えられた。彼は自身のSNSを通じて会合写真を公開したりした。また、普段から親交のあったチョン副会長には、自分が作った白いデイジーの花を形象化したブローチをプレゼントしたりもした。

アジア初の米Sphere公演も?

K-POP関係者たちは、G-DRAGONの“華麗な歩み”に注目している。特に今回の「CES 2024」参加は、カムバック活動と連係した信号弾という見方が多い。

G-DRAGON
(写真提供=ギャラクシーコーポレーション)G-DRAGON

とあるK-POP関係者は「新しい所属事務所が人工知能とメタバースの企業であり、G-DRAGONもやはり韓国大企業が紹介した多様な技術に多くの関心を示しただけに、国内に戻ってきてこれを活用する方案を模索するものと見られる」と展望した。

実際にG-DRAGONは「CES 2024」参加日程中、アメリカ最大のスポーツ・エンターテインメント企業であるマディソン・スクエア・ガーデン(MSG)と会い、今後の公演計画などを議論したと知られた。MSGはラスベガスのランドマークとして浮上している世界最大の最新エンタメ施設「Sphere」を建設した会社で、G-DRAGONと所属事務所はSphere公演関連のコラボについて肯定的に議論中と明らかにした。

もし彼らのコラボが実現すれば、G-DRAGONはアジアで初めてSphere公演を実現したアーティストになる。

ギャラクシーコーポレーションのチェ・ヨンホ代表は、とあるメディアとのインタビューで「Sphereドームに招待されてコラボを議論している。実現すれば、アジアで初めて全世界にグローバルな影響力を発揮できるだろう」と述べ、今後の歩みに対する強い抱負を語った。

最近、YGエンターテインメントが公式ホームページからBIGBANGのプロフィールを削除した。それを受けてBIGBANGは事実上解散したと見られている。それでもG-DRAGONは手書きの手紙を通じて「アーティストとしての責任も社会的な責任も果たす」とし、新年に直接懇談会を開催すると明らかにした。

韓国に帰ってきたG-DRAGONが今後の活動計画を直接明らかにするか、注目される。

◇G-DRAGON プロフィール

1988年8月18日生まれ。本名クォン・ジヨン。2006年にBIGBANGのメンバーとしてデビュー。BIGBANGのリーダーで、グループ内ではラッパーを担当している。作詞・作曲、そしてプロデュースのスキルにも定評があり、数多くの楽曲をヒットさせた。2019年10月に除隊。2022年4月に『Still Life』を発表して約4年ぶりにカムバック。2023年6月にYGエンターテインメントとの契約が終了し、同年12月にギャラクシーコーポレーションと専属契約を締結した。

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