1月12日、Netflixオリジナルシリーズ『京城クリーチャー』に出演したスヒョン(英語名クローディア・キム)のインタビューが行われた。
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スヒョンは劇中、京城(今のソウル)で最も強い権力と富を持つ日本の貴族、前田由紀子役として甕城 (おうじょう) 病院の秘密のカギを握ったキーパーソンとして活躍した。
世間から熱演が好評されたスヒョンは、この日、「とても嬉しい。私も肌で感じるほどコメントのたくさんいただいた。すごく褒めてくださって本当に嬉しい」と感想を語った。
具体的に記憶に残る反応を聞くと、「個人的には日本語に関する部分に最も緊張していたが、意外にも、韓国語に対するコメントが多かった。日本人っぽい韓国語が上手だったというのが記憶に残る」とコメント。
そして「(出演陣の中で)日本語のレッスンは私が一番多かったと思う。3人の先生と一生懸命勉強して、いくら簡単な日本語でも3~5回以上練習して撮影した。週に2、3回以上レッスンを受け、電話でも練習したり、日本語のレッスンを受ける時間が多かった」と振り返った。
日本語セリフの練習については、次のように話した。
「演技するトーンで録音してもらって、感情に対する話も聞いて。ただ覚えたような言葉ではなく、どうすれば本当の京都の人のように聞こえるかを悩んだ。日本語の先生たちも、現代の言葉ではないのでお祖母様に聞いてくれるなど、そういう確認の過程もあった」
マーベル映画でハリウッドに進出し、『京城クリーチャー』では日本人役にも挑戦したスヒョン。
彼女は「まず言葉では負けられない。言葉には欲があるほうだ。日本語という課題が与えられた時、難しいだろうと思ったけど挑戦は好きなので。東洋圏の言葉を覚えるのが好きだった。でも、京都弁は本当に難しくて。最初は地図を描くように、先生の日本語を聞いて絵を描いた。それを見ながら真似する方法で勉強した」と熱心な役作りをアピールした。
植民地時代を描く作品は避ける俳優も少なくない。
グローバルスターとして、出演が負担にはならなかったと聞かれると、「さあ。時代的なことに集中してご覧になるかもしれないが、私はクリエイティブな挑戦に対してポジティブに考えた」と言う。
「個人的にはこの時代的背景とは別に、監督と脚本家が良いチームだと思った。こういうキャラクターに出会うのも難しい。監督は、私のハリウッド活動が良かったので、この役割も信じて任せられるとおっしゃっていた。だからこの作品を選ばない理由がなかった」
スヒョンが出演する『京城クリーチャー』シーズン1は、Netflixで独占配信中。2024年にシーズン2が公開される予定だ。
(記事提供=OSEN)
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