突然の訃報を伝えた俳優イ・ソンギュンさん、生前最後のインタビューで語ったこと「夢のようだ」

2023年12月28日 話題 #訃報

突然この世を去った俳優イ・ソンギュンさんの生前最後のインタビューが公開された。

【写真】イ・ソンギュンさん、突然この世を去る

12月27日、ニュースマガジン『CHICAGO』はYouTubeチャンネルを通じて、2カ月前にイ・ソンギュンとともにしたインタビューを公開した。

このインタビューは10月7日、シカゴのダウンタウンで撮影されたもので、「当時イ・ソンギュンはアメリカで開催される『Asian Pop-Up Cinema』に招請され最優秀功労賞受賞を控えていた」という説明が付け加えられている。イ・ソンギュンさんの麻薬疑惑は、インタビューの数日後の10月19日に浮き彫りになった。

イ・ソンギュンさん
YouTubeチャンネル『CHICAGO』キャプチャー

インタビューでイ・ソンギュンさんは「俳優の道を歩んで20年が過ぎる。初めて演技を始めた時と今、どのように発展したのか」という質問に「思ったよりとても良かった」と話し始めた。

イ・ソンギュンさんは、「当時考えた時は夢にも思わなかったことを経験した。アカデミー賞の授賞式に行って作品賞を受賞し、多くのハリウッドセレブから拍手されて。夢を見ているようだった。出世した」と述べた。

功労賞受賞については「あきらめず地道にやったことに対して賞をくださったようだ」と感想を伝え、「今後もまた別の日記を書いていかなければならない。作品一つひとつ、キャラクターを作っていく過程を無駄にしない」と誓った。

また、演技に対する情熱も伝えた。「私が感じられなかったことを間接的な経験を通じて『私ならどうするか?』と仮定してみること多く、そのような過程が大切で面白い」とし「演技は私に与えられる宿題だと思ったが、計画的な人間ではないので予習・復習はしないが、与えられる宿題は上手くやりたいという欲がある。私の人生の動力は演技だが、今の時点で演技は私には日記のようだ。また別の日記をうまく書いていきたい」と話した。

最後に該当メディアは「俳優イ・ソンギュンの日記は2023年12月27日を最後にこれ以上続かなかった。ニュースマガジン『CHICAGO』は名俳優の残念な死を哀悼する」というコメントで、映像を締めくくった。

イ・ソンギュンさん
(写真提供=OSEN)イ・ソンギュンさん

先立ってイ・ソンギュンさんは12月27日午前、ソウル城北(ソンブク)区の路上に停めた車両のなかで亡くなったまま発見された。享年48歳。

所属事務所のHODU&Uエンターテインメントは同日午後、「残念なニュースを伝えることになり申し訳ない。俳優のイ・ソンギュンが、本日この世を去った。悲痛で惨憺たる気持ちを整理できない」と発表。続けて「どうか、故人の最後の道が悔しくならないよう、憶測や推測による虚偽事実の流布、およびこれを土台とした悪意的な報道は自制してくださるよう丁重にお願いする。葬儀は遺族および同僚が参加したなかで、静かに行われる予定」と公式立場を明らかにした。

◇イ・ソンギュンさん プロフィール

1975年3月2日生まれ。2001年、MBCのシチュエーションコメディ『恋人たち』(原題)でデビュー。2007年のドラマ『白い巨塔』韓国版で正義感の強い“チェ・ドンヨン(日本の里見脩二)役”を演じてブレイクし、『コーヒープリンス1号店』『パスタ~恋が出来るまで~』『ゴールデンタイム』『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』と数多くの人気ドラマに出演した。映画『僕の妻のすべて』『最後まで行く』『パラサイト 半地下の家族』などでも高い演技力を発揮。プライベートでは2009年5月に女優チョン・ヘジンと結婚しており、同年11月に長男が、2011年8月に次男が産まれている。2023年12月27日、48歳でこの世を去った。

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