韓国の報道番組がG-DRAGONに“公開謝罪”した。
12月21日に放送されたJTBCの報道番組『事件班長」では、「G-DRAGON“逆攻”スタート」というテーマでトークが展開された。
まず、同日午前に行われたG-DRAGON側の記者会見の模様を伝えた。会見にはG-DRAGON本人の姿はなく、専属契約を結んだギャラクシーコーポレーションの関係者だけが出席していた。
会見でギャラクシーコーポレーションのチョ・ソンヘ理事は「クォン・ジヨン(G-DRAGONの本名)は芸能界の麻薬事件とは関係がない。歪曲された事実と憶測の中でも黙々と耐えながら、“嫌疑なし”を立証した」とし、「まだ無分別な悪質コメントで苦痛の時を過ごしているが、28日までに名誉を傷つける掲示物を削除してほしい。そうでない場合、善処なく強力に対応する予定だ」と警告した。
続いて無理な捜査という意見に対しては、「クォン・ジヨン自身は警察が捜査機関としてしなければならないことをしたと考える。疑惑提起があったので捜査が必要だった」として、「この過程で残念な点もあったが、捜査は適法な手続きにより進行された。クォン・ジヨンも国家機関の手続きと捜査を支持している。警察の労苦に感謝する」と答えた。
G-DRAGONは出席こそしなかったものの、ギャラクシーコーポレーション関係者が彼の直筆手紙を代読し、麻薬撲滅のための財団を作ると発表していた。
このような内容を伝えた『事件班長』のヤン・ウォンボ記者は、「今回の問題で多くのマスコミ、『事件班長』も自由ではなさそうだ。警察の初期捜査時、私たちも関連ニュースを伝えながら、G-DRAGONの立場として受け入れ難い内容を伝えたことは事実」と反省する態度を示した。
それとともに、「G-DRAGONとファンに深い謝罪の言葉を申し上げる」と頭を下げたヤン記者。これはG-DRAGONの麻薬容疑を報道した番組としては初の謝罪だったことで、大きな話題となった。
なお、G-DRAGONは麻薬疑惑により捜査を受け、12月19日に嫌疑なしとなった。そして今後は麻薬撲滅の財団設立とともに、2024年に新アルバムを発表する予定だ。
(記事提供=OSEN)
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