忠誠心の高いファンを基盤に、韓国エンターテインメント業界の時価総額1位に駆け上がったHYBEが、ファンを軽んじる“過剰警護”で物議を醸した。
12月18日、HYBE傘下のKOZエンターテインメントに所属するBOYNEXTDOORのボディガードによって女性ファンが突き飛ばされる様子を映した動画が、ネットコミュニティを中心に拡散された。
黒いスーツを着たボディーガードは片手で撮影中の女性を突き飛ばし、女性は倒れてしまう。ボディガードは平然と足を運ぶ。
女性が倒れる瞬間、周囲にいた人々が振り向いていたことを見ると、相当激しく突き飛ばされたようだ。
HYBEが過剰警護で炎上したのは今回が初めてではない。
今年9月、HYBE傘下のPLEDISエンターテインメントに所属するSEVENTEENも、ボディガードが空港でファンに怒鳴る映像が公開され、物議を醸した。
SEVENTEENのS.COUPSが車椅子に乗って韓国に入国した日、その過程でボディガードと思しき男性がファンたちに向かって「退け!」と怒鳴っていたのだ。
7月にはHYBE LABELS JAPANに所属する&TEAMのボディガードも、空港でファンに脅すような態度を取り、空港の利用者に不快感を与えたと知られた。
最近炎上した“過剰警護”は、すべてHYBEレーベルに所属するアーティストたちのボディガードによるものだ。
そのためファンたちは、ファンの力で中小企業から韓国1位エンタメ企業になったHYBEに対して、“蛙がオタマジャクシの頃を忘れた”(成功者が過去の苦労を忘れたようにふるまっている)と非難する声が上がっている。
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