2000年代の開始とともに、日本に沸き起こった韓流ブーム。ドラマで火が付いた人気はやがてK-POP人気へとつながり、今では10代たちも熱狂する“第3次韓流ブーム”が起きている。
気になるのは、かつて人気だった“あの人”たちのその後だ。
彼ら彼女らは今、どうしているのだろうか。
シリーズでお届けする意欲企画。今回は日本でK-POPブームが起きる前から大活躍した“アジアの歌姫”BoAのその後と現在について紹介する。
日本の大晦日の風物詩といえるNHK紅白歌合戦。その紅白歌合戦に6度も出場したのがBoAである。
【写真】“アジアの歌姫”BoAの普段着姿がインスタグラムに!!
2000年代初期、宇多田ヒカル、浜崎あゆみ全盛期の時代であっても押しも押されぬ歌姫として注目されたBoA。まさに韓国が誇る稀代のスターで、韓国では“アジアの歌姫”ともいわれている。
1998年にSMエンターテインメントのイ・スマン代表から直々にスカウトされ、長期に渡る厳しいトレーニングが消化して颯爽とデビューしたBoA。
2000年にデビューした翌年に、日本デビューを果たして、一躍ブレイクを果たす。日本初アルバムはオリコン1位の快挙を成し遂げ、日韓で社会現象を巻き起こした稀代の歌姫といえるだろう。『冬のソナタ』に端を発した韓流ブームより先に、日本で人気を集めたユン・ソナと合わせて韓流の第一人者である。
しかし、2010年前後から日本での活動が縮小していき、近年は韓国での活動がメインとなっている。
また、2011年頃から所属事務所SMエンターテインメントの非登記理事に選任され、クリエイティブ・ディレクターとしても活動している。
2016年には『今週、妻が浮気します』で本格的な長編ドラマにも出演。2017年には『PRODUCE 101』のシーズン2でMC(司会進行役)も務めている。
日本では2017年5月に約5年半ぶりのライブを東京と大阪で開催。2018年にはZeppツアーも開催している。
今年は6月に韓国でシングル『Feedback』を発表し、12月にはミニアルバム『Starry Night』もリリースした。“アジアの歌姫”は今も健在だ。
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